なぜスキンダイビングに興味が湧いたのか。深堀ってみる。

そもそも私は北陸で生まれ育ち、海と言ったら荒れた日本海。
夏は泳ぐ人もまあいるけれど、私は昔から海が怖かった。

高校時代に、ウミホタルの罠を仕掛けに夜、海に行ったとき、波にさらわれて真っ黒な日本海で死ぬかと思ったこともある。

確か小学校を卒業した春休みに母と初めて沖縄に行った。そこで初めてのダイビングを体験。
Cカードというダイビングライセンスをむかーしに取った母がいたので娘の私も経験者だと思われたのか、水中でいきなりマスククリアされた。

マスククリアっていうのは、水中でマスクが曇った時に水をあえて入れて鼻から息をフーっと勢いよく出して水を追い出すっていうスキルなんだけど、その時の私は講習も何も受けないファンダイビングだったので知らなかった。

水深6m。体に重りが付いてる状態でいきなりインストラクターさんが私のマスクに手を伸ばし、一瞬だけどガバッと外した。鼻から目の下あたりまで水が入ってきて、「え!?」ってびっくり。

あ、ここでパニックになったらやばい、と咄嗟にそれだけ考えて、事前に教えてもらっていたサムズアップのポーズをした。(これは緊急浮上したいという意味で事前にこれは教えてもらっていた。)

口で息をするから大丈夫なんだけど、その時は鼻から水が大量に入ってきたし、まずなんでインストラクターさんが急にそんなことをしたのか分からなくて本当にびっくりした。

無事浮上出来たから良かったけど、あそこでもしパニックになっていたらと思うとかなり怖かった。あの日は鮮明に覚えていて、私の人生で一番死に近かった日!

という、経験があって、でもそのことを忘れかけていた大学生の時。

2回目のダイビングチャレンジをした!

が!器材を背負って海に入り、水に顔を付けた瞬間、忘れていた恐怖が一気によみがえり、潜ることなくギブアップ!!!体というか、本能があの恐怖を覚えていた感じ。「絶対にやっちゃいけない!!!」と脳が危険信号を発して全力で止めている感じだった。

1万5千円払ったのにな・・・
私だけ船の上で寝転んで友人のダイビングが終わるのを待っていました。

そんな私が初めて海を好きになったのが、今年の2月から4月にかけてフィリピンのセブ島に語学留学した時のこと。

前回のダイビングから3、4年は経った頃。

まずフィリピンの透明な海!太陽!波の無い静かな浜辺・・・!
天国を絵に描くなら、ここだろうなという美しい島。(もし行くならカオハガン島がおすすめです。日本人の方が買い取って島の文化と自然を守っている島。)

そこで、毎週末シュノーケリングに明け暮れました。
1回目はオスロブでジンベエザメと泳ぎ、2回目はボホール島でウミガメと、3回目は学校の近くの海で、4回目は念願のカオハガン島に!

その2回目のウミガメとの出会いが私の人生のターニングポイントでした。


ーーー加筆予定ーーー


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