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「オープンエンド」―2021/09/25

・そういえば、地元に帰ってきた。自主隔離とか人につとめて会わないようにしたりとかやれることはやったので許して世の中...。


・お盆帰ってこれなかったのとお彼岸と言うこともあってお墓参り。

・雨。

・お彼岸に雨のお墓参りした記憶がない的なことを前の日記で言ってたけど、バッチリ更新された。



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・「ほこたて」のテロップ演出かと思った。

・断定するのめちゃめちゃいいな。いずれ「いいえ、このトイレは芯を絶対に流します」って言いながらトライする人が出てくるだろう。私は衝動を抑えてそこを後にした。



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東日本大震災・原子力災害伝承館に行った。これも前書いた日記で言ってたな。有言実行。

・中の展示は映像以外撮影OK、しかし無断アップロードや二次利用禁止とのことでここには載せられません。フィールドノーツをつけたのでそれをのっけるくらいならいいかもしれないが、まあ一旦やめとこう。


・感想ですが映像技術への力の入り具合が凄い。これだけでも見に行く価値あります。こういうミュージアムの映像って意外と見なくないですか?ボタンみたいなの押して流すけど見ない、みたいな。でもここはそれをさせにくい工夫が施されていて、なるほどな~と思いました。これは行って見て欲しい。

・ルートもちゃんと計算されていて、導入・展開・まとめ(?)の流れが掴みやすかった。とはいえ、あるドミナントストーリーを見させられるわけではなく、震災以前から今に至るまでの双葉郡や双葉郡にかかわってきた人たちについての背景知識を予め紹介したうえで、個々の語りを紹介する形がとられている。これはすごく好みだった。

・常設展の出口からは、太平洋が一望できる。ガラス張りの窓の向こうに何もない芝生がすこーんと抜けて、海までつながってるんですよ。オープンエンドって感じしませんか?するんですよ、少なくとも私は。これもよかった。「復興は着実に今も進められています!」とか、「全然進んでないから、そこんとこ忘れんといて」みたいな押しつけがましい感じではなく。

・「展示は以上です。海が一望できますね。さて、これからあなたはどうしますか?」みたいな。問いかけられる感じがしました私は。展示を見た後にあの画を見せられると色々考えざるを得ないと思う。こういう現実があって、それをどうにかするために人々は日々動いていて、さて私は?と自分に返ってくる感じ。

・ちなみに9.11メモリアルに行ったときには、展示を見終えると長いエスカレーターに乗って出口へ向かうんですけどそこで確かアメリカ国歌だか聖歌が流れていて、「ふうん、たぶん私は今何かに乗せられているな?」と一瞬思ってしまったことがある(展示は本当にタメになったし、私がうがった見方をしていることに問題がある)。

・作為を感じてしまうと急にノれなくなるタチの私でも展示に没入できる作りになっていて好感。いや何目線?

・とにかく、一度は訪れてみてください。映像だけでも見る価値あるよまじで!!

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