「戻り梅雨」―2021/08/13

・日記をすっ飛ばしそうになった。翌日午後の15時に書いているがまあいいだろう。

・連日の長雨で気温がグングン下がっている。季節が戻ったかと思った。梅雨の時期は特に感じるのだが、仙台は雨が降ったときの気温の下がり幅が尋常じゃない。やっぱり東北なんだなと実感させられる瞬間でもある。

・お昼に食べたパスタ。めちゃんこうまかった。一口食べて、

・「「「「「夏」」」」」

・一瞬で夏になった。小松菜かほうれん草だと思っていた緑の野菜はつるむらさきと言うらしく、確かに青っぽい香りとねばつきが特徴的で、かといってやな感じでは全然なくむしろ夏感を際立たせてた気がする。ちなみに前日になすの煮浸しを食っているので顔がそろそろ紫色になるかもしれない。

・付け合わせのパンもおいしかったな。イカスミが練りこまれたパンにオリーブオイルがかかってたのだがフルーティーで驚いた。オリーブオイル単体であそこまで柑橘系の味がするとは思えないのでパンとのシナジーなんじゃないかと踏んでいる。なんにせようまかった。

・午後は久々に車を運転した。毎度期間があくので、運転はじめてから1時間くらいはすごいピリピリしながら運転中の動作の確認をしなきゃならないのがなんとも...。もうちょっと気軽・気楽に運転できるようにスキルアップしたい。

・でも運転は楽しい。乗り鉄予備軍（？）みたいな私には、周りの景色が変わり続けるのがとても面白くうつる。カーステレオで音楽が聴けるのもいい。自室のようなプライベートな環境で聞くのとは違った良さがある。

・2年ぶりに閖上を訪れた。

・慰霊碑や日和山の周りは整備が一通り完了していて、駐車スペースもまあまああったので、研修や学校教育等で使うことを想定しているのかなあなんて考えた。

・慰霊碑は津波の最大の高さを表している（8.4m）という。毎度思うがとても高い。また、亡くなった方々の氏名が刻まれた石碑もおかれており、それを見るたびにこみ上げるものがある。

・雨も降っていて、訪れたのが夕方だったこともあり、本当に静かだった。何もない。その「何もなさ」こそが、10年前ここで何が起きたのかということを私に想起させる。

・あんまり寒くて忘れていたが、この日は盆の入りでもあった。