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誤解が多い特性・・・ADHD

こんばんは、凸凹かーたんです。
今日は朝から良いお天気で、往復44kmサイクリングしてきました。
なかなか疲れました💦(笑)

さて、金曜日の夜に『こはけん』の講習会を受けました。

今回のテーマは、
『ADHDの理論と支援(基礎編)』
過去にも受講したことがあるのですが、内容が更新されていて、今回も更にレベルUPで学ぶことができました。

ADHDと言えば、
◎不注意
◎多動性
◎衝動性

の3つがありますが、うちのこどもたちはそれぞれに当てはまります。
娘は、不注意。
息子は、多動性と衝動性。やや不注意。

不注意に関しては、これから先も付き合っていかなくてはいけない
多動性と衝動性に関しては、大人になるにつれて改善される

ということは、ある程度知っていたので、娘には忘れ物をしないようにするために、いろいろな対策を伝えてきました。
今ではイレギュラーなもの以外は忘れ物はほぼしなくなりました。

もうすぐ4年生の息子は、ちょっと前まで癇癪も強かったし、多動も衝動もあって、子育てもかなり大変だったのですが(一時期、薬もすすめられました)、こちらはいつかは終わり(改善される日)が来ると思って対応していたら、今はだいぶん落ち着いてきています。

そんなこどもたちですが、息子のタイプの方ですが、やはり、特性とはいえ、誤解されやすいのは確かです。
「息子はADHDの多動衝動性優勢型です」
と伝えていても、わざとしていると思われがちで、叱られることが多いのは事実です。
勉強はそこそこできるのですが、行動が多動で衝動的で、トラブルが多い。
この、勉強はそこそこできるという部分で、
「君はやればできるのだから、頑張りなさい。」
と言われるのです。
でも、ADHDの特性で、自分はちょっと動きすぎている、衝動的に動いてしまったということは自覚はあるけれど、抑制ができない。それが彼らの特性なので、叱られてしまうと、分かってるけれどできない。どうすればいいんだ。という気持ちが膨らみ、二次障害になる可能性があるのです。

息子も2、3年生では先生との間で特性理解に関する誤解があって、担任の先生と話し合いもしました。

そういう意味で、主にASDの特性が強い娘に比べて、ADHDの特性が強い息子は特性について理解がされにくいんだなぁと思うことが多々あります。

発達障害全般に言えることですが、『分かりにくい障害』と言われていますが、ADHDは特に言えるのではないでしょうか。

そこを、こどもたちに関わる大人たちは知るべきことだなぁと思いながら今回講習を受けていました。

私自身も、もちろん息子に対する子育てに取り入れるべきことはたくさんあるのですが、高校の授業でも挑戦したらいいかもしれないと思うことはたくさんありました。

1つは、モチベーションをあげる
タイムアタックや、クイズなどを授業に取り入れ、短期的に報酬をゲットし、モチベーションをあげる。

もう1つは、運動を取り入れる
授業の前にスクワットをする、合間にディベートを取り入れる等。
ドーパミンとノルアドレナリンの不足によりADHDの症状の原因になっていると言われているので、運動によって放出させ、症状を和らげる効果があるそうです。
確かに、ADHDの特性じゃなくても、運動をしてから勉強をしたり、合間に何か動きを取り入れると、集中して勉強ができます。

最近、私も頻繁に運動を取り入れているのは、ストレス発散と、あとで集中力が高まるというのもあります。

高校生ともなると、ADHDの特性はある程度は改善されているとは思いますが、特性なので、治るものではありません。
これらのことをうまく取り入れることで、高校の50分の授業も楽しく受けることができるのであれば、ぜひ取り入れてみたいと思います。

ADHDもですが、発達障害は『治るもの』ではありません。
それを理解し、周りが環境調整してあげることは重要ですよね。
もちろん、『発達障害理解』も重要です。

最後に、前田先生がおっしゃっていた言葉で、

① たくさんの引き出しを準備する
ADHDだから、ASDだから、こうしなければならないというのはありません。
個々で必要なことは異なります。
なので、たくさんの引き出しをこちらが準備し、個々に合った支援をしていくことは必要です。
そのためにも、日々勉強しないといけないなぁと思いました。

② 『障害』に重さの違いはない
例えば、ADHDだから軽くて良かったね。と言われるケースが多いそうです。
でも、ADHDの人は前に挙げたように、本当に困りごとがたくさんあります。息子も小さいながらにずっと悩んできています。
そこを周囲が理解し、支援していける人になりたいです。

こはけんの講習会(基礎編)は無料なので、ぜひ皆さんで勉強しましょう!
また、凸凹かーたんが代表をしている会でも、情報発信をしています。もしよければぜひのぞいてみて下さい。

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もうすぐ新学期。
50分、どんな授業にしようか、、、ワクワクしながら考えてみます。

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