私のミッション・ステートメント
こんにちは、"_dawn_"です。
私の投稿に興味を持って下さりありがとうございます。
今回は、価値観の整理に役に立った一冊をご紹介します。
自己啓発系の書籍の中では名著中の名著『七つの習慣』です。
ブレない自分であり続けるために
ミッション・ステートメント=自分の中の中心に据える原則
「インサイド・アウト」「主体的である」などの重要なテーマが有名な本書ですが、今回取り上げるのはミッション・ステートメントです。
皆さんは人生において何を中心に生きているでしょうか?パートナー、家族、友人、仕事、、、色んなものが想像できると思いますが、本書ではいずれも価値観の中心には採用せず、いかなる場合にも立ち返れる原理原則を設定すべしと書かれています。それがミッション・ステートメントです。
ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したもので、自分がどのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)そしてそれらの土台となる価値観と原則を表現したものです。
環境がどうとか他者がどうとかで右往左往するのではなく、あらゆる物事をバランスよく考えるために、自分の中心に核となる価値観を設定するということです。
私のミッション・ステートメント
私も2回目の転職を機に、普段大切にしている価値観を、『七つの習慣』に沿って個人のミッション・ステートメントに落とし込みました。
実際にミッション・ステートメントを作ってみて感じたのは、この言葉自体が自分自身を勇気づけてくれるなという感覚です。『七つの習慣』に書かれている通り、ブレない自分の中心ができたような気がします。
もちろん、作りっぱなしでは意味がないので、毎日がこれに沿った生き方になっているか、継続的にセルフチェックしていきます。本投稿はそれをアウトプットする良い機会になりました。
私の価値観に影響を与えてくれた本
おまけですが、今回、個人のミッション・ステートメントを作るにあたって、私の価値観に大きく影響を与えているなと改めて実感した本をいくつか紹介します。
『自分の価値を最大にするハーバード大学の心理学講義』
人は変われるということに対して、手触り感と勇気をもたらしてくれた一冊。自己肯定ではなく自己受容という出発点に立つ視点をもたらしてくれました。思えば、心理学や哲学に強い関心を持ったのは、この本がキッカケだったのかもしれません。
『幸福の「資本」論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン』
「幸福」という捉えどころのない概念を分解して、捉えどころのあるものにしてみた一冊。幸福感を得やすい人生を設計するために、どう戦略的に生きることができるか。それを論理的に紐解いてくれる一冊です。
『嫌われる勇気/幸せになる勇気』
『嫌われる勇気/幸せになる勇気』は私が読んだ本の中でも、特に価値観に良い影響を与えてくれました。
アドラー心理学における、原因論と目的論、課題の分離、承認欲求の否定、縦の関係と横の関係、他者貢献「感」と共同体感覚、「いま、ここ」を生きる、、、大切な考え方が詰まりまくっていて、本書の内容はノートにまとめて今でも折に触れて読み直しています。
『モモ』
大人こそ読みたい名作児童文学。アドラー心理学の「いま、ここ」を生きるという考え方にも通じるのですが、温かな物語を通して生きることの本質を教えてくれました。
これまでに形成してきた自分の人生観に決定打を与えてくれた気がします。詳細は以前に投稿しているので、ご興味のある方はご覧いただけたら嬉しいです。
今回は『七つの習慣』にならい、ミッション・ステートメントを作ることを通して、自分の価値観を整理してみました。
改めて、自分の価値観をしっかり見直すことで、自分の人生をよりよくしていけるなと実感。こういうプロセスを重ねた経験は、他者の価値観整理を助けるときにも役にたつと思うので、定期的に実践していきたいと思います。
ではまた。
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