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俳句幼稚園 バスはゆく
一人旅が全く苦痛じゃない自分。
交通会社主催のバスツアーに一人参加。
割と一人が増えているので参加しやすい。
名古屋駅新幹線口はそんなバスが沢山並ぶ。
この日は菜の花見学をして
ホテルでビュッフェという、お決まりのツアーに参加した(・ω・)
駅前で案内旗とツアー名を叫ぶ添乗員。
バスはやや後ろよりの席だった。
お一人様のよい所はバスツアーは独りの場合
2人掛けを一人で使える贅沢。
自分の席を通り越して
年齢的には差が無い主婦代表みたいなグループが行く。
「後ろうるさいな多分」
イヤホンに手が伸びる。
現地着。
プラプラ写真を撮りながら歩いていたら
主婦代表グループが声掛けする
「あなた一人で来たの?」
適当に相槌を打ち逃げる。
また主婦代表グループに出くわす。
そこには居心地の悪そうな
これまた同じような年代のカメキチの男性。
要するに「ひとり様同士仲良くしな!」という圧だった。
激しく人を見知りたい自分。
仕事で散々知らない人と重い話をするので
気を遣いながら話をしたくないのだ。
死んだ浅利より口が堅い。
ビュッフェも粋な?計らいで席を同席されたが、
めぼしいものを食べさっさと逃げる。
相手だって当惑しているのが分かる。
帰りのバスの気持ちの良さよ。
イヤホンから流れる音楽で気分が良かった。
が、何やら案内を話している様だったので
片耳だけ外す。
それに気づかない主婦代表グループが
声を荒げながら言う。同調返事がすごい
「だからお一人様なのよあの子」
「そーよねぇええええええ」
ほっといて。
菜の花の色は沸き立ち空に溶け
なのはなの いろはわきたち そらにとけ
おまけ
菜の花はにすると・・・(は変更バージョン)
菜の花は色沸きたちて空に溶け
って書くかなぁ。