モモ / ミヒャエル・エンデ
年末から年始にかけてゆっくり「モモ」を読みました。
前に友達から、絶対好きだよ!とおすすめされて気になっていて、オリラジのあっちゃんのYouTubeに紹介されていて買った
一言で言うと
えーーーーもう、すんごいよかった。なにこれ。
何回も読み返すだろうなという本を読めたのは久しぶり。ゆっくりと言葉を噛み締めて読んだのも久しぶり。みんなが言ってるけどこれは大人が読むべき本すぎる。
最近、資本主義の社会に生きているんだということをやっと身をもって実感したのだけど、それを実感した上で読むと刺さるのなんのって。ぐさぐさよ。
「今の日本の社会は資本主義です」って小学校もしくは中学校で習うでしょ?「投資家」とかも習うでしょ?でもわたしは、言葉は知っていたし構造は一応理解していたけど、ほんとに教科書上の理解でしかなくて
その社会で生きていくということが、一体どういうことなのか
ということまで想像がついていなかった。資本主義社会にはそのルールがあって、生まれたときからそのルールだから違和感なかったけど、それはあくまで誰かが作ったルール。
そしていまは資本家にとって有利なルール
別にモモがそれについてハッキリ書いてあるわけじゃないから、ただの私の想像だけどそんなことも考えました。
効率化して効率化して、わたしたちは豊かになっているのかな?
会社が休業になったときに感じた豊かさは、お金じゃなくて時間だったな。(もちろんある程度のお金は必要)
あれ、じゃあなんのためにこんなにみんな頑張って、、、、
みたいなね。
まだ読んだものが熟していないから、ふわふわした感想になってしまっているけれど、本当にみんなに読んで欲しい。疲れているみんなに読んでほしーい!
出会えてよかった。
本ってすごい。世界をぐんぐん広げてくれる。最近動画にいきがちだったけど、動画とも本とも上手に付き合って、自分の中で生きやすい広い世界にしていきたい。
おわり。
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