優秀なビジネスマンを目指すのをやめた
ここ最近ずっと自分の幸せについて考えていたのだけど(20代後半にありがち笑)どうやら「ビジネスマンとしての成功」が自分の幸せと特につながらないことに気がついた。
誤解を招きたくないのだけど、こればビジネスマンが良いか悪いかの議論ではないし、私はビジネスマンとして成功している人をとっても尊敬してる。自分もそうなりたいと思って頑張ってきた。
「自分もそうなりたいと思って頑張ってきた。」
本当に????本当に思ってる?????
問題はこの部分。
私は「ちゃんとした社会人にならなきゃ」と無意識に思って今まで生きてきた。「ちゃんとした社会人」とは周りに迷惑をかけず、周りの期待にしっかりと答えて、社会に対して価値を発揮している。みたいな。とにかく何かビジネスとして成果を出さないと自分の価値は0だと、社会人になってから5年ぐらい思っていた。
なんでそう思ったのかは、よく分からない。周りも頑張っているし、それがいわゆる社会人として生きていくために必要であたりまえのことだって思っていた。
でもずーーーーっと違和感があって
でも自分のプライドとかもあって
見て見ぬフリしていたのだけど
別にビジネスマンとして成功しなくていいやって思ったら、すっごくすっきりした。
逃げだと言う人もいると思うし、逃げの部分もあると思う。だけどそれより、目指している場所が違うんだと認めることはとても勇気のいることで、私にとってはやっとちゃんと向かい合ったって感じ。
じゃあ何を目指すの?ってところだと思うんだけど、
「自分の納得する人生を生きること」
かなあ
社会に対して〇〇を成し遂げたい!みたいなことが、正直なところない。〇〇の価値を提供したい!みたいのも特にない。これを認めるのにも相当時間がかかった。「私はこれがしたい」というものを、無理やり作っていたから、いつもちぐはぐだった。無意識に。
だいたいのことが無意識だから教育とか環境ってすごいよね笑
「周りの人を大事にできる余白がある」
「自分を飽きさせない」
「好きなモノ・ヒト・コトに囲まれる」
これができることが自分の幸せにつながるから、社会での評価はもらえたら嬉しいけど、もらえなくても自分で測れば全然問題ないじゃん!と。そもそも自分の幸せなんて自分にしか分からないから、自分で測るのが正しいよね。それを外に求めている時点でおかしかったなって思った。
だからって努力しないとかじゃなくて、自分が納得する人生を生きるために勉強するしスキルアップも目指すし、もがくしあがくし、そこは今までと変わらない。
でもその理由が、外から自分に変わった感じ。
私にとってこれはすごーーーーーーく大きい変化。
まだまだゆらぐしフラフラだけど、3ミリずつぐらいでも理想に近づいていけたらいいなと。その中で、周りとか社会に対してなにかできることも見つかったらいいなと。
そんなことを三軒茶屋を散歩しながら考えました笑
三軒茶屋にある、革製品のお店がものすごく素敵だったのでシェア。
La Borsa Sancha
ご夫婦でやっているのだけど、お店の半分が工房になっていて、そこで革製品を作ってるの。2人ともイケてるおじいちゃんおばあちゃんで、皮の話から、昔のPARCOはもっと攻めてたって話とかで盛り上がった(笑)
極め付けは、「ブランドは自分だからね」って茶目っ気たっぷりに。もうファンすぎるんですけど。次のお財布はここでお願いしよう。
面白ろおかしい大人になりたい。
もう大人だけど。笑
おわり。
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