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ショコラウサギ邸改修工事 A案

長女が設計した上記工事検討模型について、
設計者の意図を僕なりに推察し、アーカイブとして。
(成長記録とか言う大それたものではなく、どちらかと言えば、僕の芸の肥やしになれば良いなとか。それも大それているのですが。)
(要は、アイデンティティを持たせたくて、「育児×◯◯」の◯◯に僕が付加できることは建築くらいなものかと思い、子供たちの遊びに溢れている建築的な要素を抽出して考察してみたらどうなるかなと。実験的。)

A案

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設計日 : 2020/04/01
設計者 : 長女

施主  : ショコラウサギのお父さん
敷地  : シルバニア村
建築物 : はじめてのシルバニアファミリー

階数   : 地上2階
延床面積 : 1F 24㎡ 2F 24㎡ 計 48㎡
最高高さ : 7.0m

◯ 1階に全ての機能を集約し、生活動線をコンパクトに纏めた。将来、子供たちが独立し、家を出た後、高齢になった夫婦でも上下階の移動がなく、安全に長く暮らせるよう計画した。

◯2階は室名を持たない広いオープンスペースとした。7人家族で50㎡弱の狭小住宅ながら、延床面積の半分をフレキシブルな空間とする前衛的な提案である。向こう10年は子供たちのプレイルームとして、アクティビティに溢れた時間がここで流れることを期待している。(その後の活用方法についてどのようなビジョンがあるか設計者及び施主へのヒアリングが必要)

◯玄関ドアを入るとすぐに、ベッド及びシステムキッチンを水平方向のにじり口のように突出させることで、入口を絞り、小さな空間でありながらその先に広がるリビングダイニングスペースの空間の豊かさを創出するアイテムとして機能させている。

◯ダイニングテーブルにおいては、短辺方向にそれぞれダイニングチェアを配置している。子供が多い核家族へ配慮したインテリアデザイン、レイアウト提案が読み取れる。

◯外部空間と近接する位置にランドリースペースを設けることで、利用者(ショコラウサギのお母さん?)が快適に家事を遂行できるよう工夫されている。

◯オムライスが美味しそう。

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