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大事なことはV6が教えてくれた2:初めて買ったCD。"over"

解散発表からもう1ヶ月半立ってしまいました。なんだかやっぱりまだ信じられなくて、センチメンタルに浸っています。一日に何回かはV6の音楽を聞くし、YouTubeで動画を見たり。散歩のおともはポッドキャストかV6です。ポッドキャストは英語系。(これは今度紹介しよう。)ベスト盤をiphoneに入れているんだけど、それぞれ、あ〜この曲のここが好きだった!ハモリ練習したな〜なんて思い出しながら、あるきながらついつい口笛吹いたり、歌っちゃってる人がいたら、私かもしれません。。

第2話:初めて買ったアイドルのCD、「over」

お小遣いで買ったのか、親に買ってもらったのか。中学2年ぐらいだったと思うんですが、お小遣いが少なかったから、多分買ってもらったんだと思う。なんて頼んだんだろう。すごく照れただろうなあ。
あの頃はTBSの「学校へ行こう!」がすごく人気で、これを見ていないと次の日学校で話題についていけない、みたいな感じだった。私は、それまでアイドルに興味がなくて、むしろ母親のほうが多分Kinkiが好きで(笑)なぜかガラスの少年とか、アルバムを持ってた。なんでだろう・・・好きだったんだろうな。どっち派だったのかな笑。

多分、そんなこんなで学校へ行こうを見ているうちにすごく好きになったんじゃないかな、特に坂本くんが。昔から年上が好きな傾向はあったけれども、坂本くんのスマートな感じというか、ちょっとやんちゃなときもありつつ、リーダーとしてのしっかりした感じとか、大人な感じが大好きだった。ダンスもうまい。歌もうまい。そして字が綺麗。お母さんは、私は岡田くんがいい、とか言っていたけど。確かに数年たって、美少年ぶりに磨きがかかったときは、「お母さん、やるやん」って思ったんだけど。

で、「over」はカップリング曲の「EASY SHOW TIME」が「学校へ行こう」のカップリング曲で、多分「over」を聞くつもりで買ってないんだけど。聞いたときの衝撃ったら。思春期の多感な時期に、ぐさーっと刺さったのです。初めて音楽を聞いてボロボロ泣きました。

「あふれるほどの情熱を 胸に抱きしめて 歩き始めよう
道に迷ったときでも 逃げ出さない強さ 誇れる自分でいよう」

最初のここで泣いた。

中学に行ったとき、引っ越しすることになって校区が変わったんです。なんとなく、やっぱり馴染みきれていなくて、部活も最初はバレー部に入ったんだけど、練習がきつすぎて成績に支障が出てしまって、やめることになって。何を頑張ったらいいかよくわかんなくて、悩んでた時期だったからかもしれません。

あ〜逃げちゃダメだ。
そう思いながら噛み締めたのを覚えています。

「現実はツライ でもがむしゃらに 叫び続けていたい Wow
果てしない夢を描こう 過ぎ去った日々に しばられないで
あふれる涙ぬぐって 立ち向かう強さ 誇れる自分でいよう」

もう、頑張るしかない、やるしかないんだよな。
そう、夢を忘れちゃだめだな。
くよくよしてばっかじゃだめだな。
そう思いながら、この曲を毎朝聞いてから学校に行ってました。
まだWalkmanは高価だったかCDしかなかったかで、学校の行き帰りとか聞けるときじゃなかったからね。MDとか懐かしすぎるな…。

そしてまた、ここがいい。

「季節はめぐり続ける だけどいつだって一人じゃないよ
輝く未来探して 手をのばせばほら 何かが変わり始めた

できない事なんてなんにもないから
そう自分を信じていこう」

そう、自分を信じる!!
今の私にも言い聞かせたいですね。。

そして驚くのは、この作詞はトニセンの3人なんですね。
トニセンというのは20th Centuryです。坂本くん、長野くん、イノッチです。確かこのCD出したときって、まだみんな20代なんですよね。それでこの歌詞を書ける。私はその年を数年前・・・(もうちょっとか(汗))に通り越してますが、その時こんな歌詞書けたかな。一説によると、多感な時期を過ごしているカミセンに向けて書いた、とも聞きました。

そういえば、今日たまたま読んでいた本に、マーケターなるもの、架空のペルソナじゃなくて、具体的に誰かのために書いたほうがいいんじゃないって書いてあって、そうだなと思ったんだけど、そうかも。(この本もいい本だから今度紹介しよう)ぼんやりした誰かのために書くと、結局メッセージもぼんやりして響かない。結果的に「over」もこんなに名曲になっている。

GW前、一ヶ月ぐらい、腐ってました。
腐ってると言うよりは休憩ということにしよう。
何か燃え尽き症候群というか、この先どうしていこうという、漠然とした不安感だったり、目標が不明確になっていたというか。GWは確かに、旅行とかはできなかったけど、色々ぼんやり考えて、好きなことは好き、やりたいことをやりたいなあ、ということはやっぱり明確になったかなあ。

そしてV6が好き。

たくさん支えてもらってきたなあと思いました。

そして、言葉がこんなに人の心を動かすんだって初めて教えてくれた曲だった。
そして、今も、広報として、仕事は忙しいし、ついついこなすことに集中しがちだけど、ひとつひとつの言葉を大切にしよう、何かを伝えよう、言葉で何かを変えようということを、忘れないように、日々おもいださせてくれていると思う。


「輝く未来探して 手をのばせばほら 何かが変わりはじめた」

そう、未来を探してね、手を伸ばさないとね、何にも変わらないからね。


明日からまた仕事だけど、(できるだけ)やりたいことやっていこう。
消化試合みたいな仕事にならないようにしよう。
土日だけを待って消耗していく日は終わりにしよう。

では、聞いてください V6で「over」

https://youtu.be/sOHwvxTpw_4


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