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完璧な志望動機の作り方を教えます(複数業界で使い回しも可能)

こんにちは。
カリスマです。

今回は、完璧な志望動機の作り方をご紹介します。
この作り方をしっかりと実行すれば、面接官に「優秀だ」と思わせることができます。

また、異なる業界ごとに志望動機を一から作り直すことはなくなります。約束します。
志望動機の作成がかなり楽になり、負担なく色んな業界にエントリーすることができるようになります。

ワンキャリアなど見れば、内定獲得した志望動機などが見れますので、うまく真似れば書類選考は通ると思います。

しかし、そのやり方だと面接で深ぼられた時に、うまく話せずボロが出てしまいます。
あと、いちいち真似するのも面倒ですよね。

この記事通りに、志望動機を作ればボロは出ません。

もし、この記事を就活無双している人が読んだら「言うなよ」と思うでしょう。「なんでそんなこと広めるんだ。秘密にしておけよ」と。

なぜなら、この記事で伝える志望動機の作り方は、就活無双している人であれば、今回伝授する志望動機の構成に則っていることが多いからです。

実際に、私の周囲のキーエンスやセールスフォースなどの難関企業から内定を獲得した人はこの方法に則っていました。


本記事は、志望動機の構成と各構成要素の書き方の2章構成というシンプルなものになっています。
各構成要素の書き方では、具体的な志望動機の例をお出ししながら、具体抽象化、MECEなど小難しい内容について書いていますが、できるだけ分かりやすくしました。
2章構成ですが、中身はかなり充実しているので、読み応えはあると思います。

▪️志望動機の構成

志望動機は次の3つの要素で構成されます。

目標: 「貴社を志望するのは、○○という目標を達成するのに最適だからです」と述べる。
原体験: 目標が生まれた背景を説明する。
なぜ貴社が最適なのか: その企業でなければならない理由を示す。

これらを順序立てて伝えることで、筋の通った志望動機が完成します。

人が行動を起こすときには、必ず目標とそれを達成するための手段があります。
例えば、ドリルを買う人が本当に欲しいのはドリルそのものではなく、「穴を開けること」です。
同様に、深夜にカラオケを利用する人も必ずしも「歌いたい」だけが目的ではありません。「暖かい場所で休みたい」や「デートで親密な時間を過ごしたい」など、さまざまな目的が考えられます。
(これはジョブ理論と呼ばれる考え方です。)

採用担当者が「それはなぜですか?」と深掘り質問をするのは、以下の点を知りたいからです。
・本当の目標は何なのか。
・その目標を達成する手段が数多くある中で、なぜ自社を選んだのか

目標が納得感あっても、それを達成する手段が適していないとダメですし、
手段が最適でも、目標に納得感がないとだめです。


そのため、志望動機を論理的に伝えるには、
①目標②原体験③なぜ貴社が最適なのか の3つ必要なのです。



▪️各構成要素の書き方

①目標を書く際に注意すべきことは、手段と目標(目的)を混合しないことです。
例えば、「営業職のスキルを磨きたい」は、目標と手段どちらでしょうか?

答えは、手段です。
なぜなら、スキルを磨いた先に成し遂げたい目標があるからです。「なぜスキルを磨きたいか?」と深ぼったら、「人々の課題を解決し、生活を豊かにしたい。」などという目標が浮き彫りになってきます。
そのため、なぜを深掘りましょう。

そうすると、何回深ぼればいいのかという疑問を抱くかと思います。深掘り回数は3〜5回程度で大丈夫です。
具体的すぎず、抽象的すぎずが大事です。
基準としては、2〜3つの業界と結びつけられるくらいの抽象度だと考えています。
例えば、「人々や企業が抱える課題に寄り添い、最適な解決策を提供する」は、コンサル、IT、広告業界で使えるでしょう。

よくやってしまうのが深掘りしすぎてしまうことです。
深掘りしすぎると、「人間として生きる意味を追求したいから」というように、抽象的になりすぎて現実的な動機と結びつけが難しくなってしまいます。

②原体験の書き方は、二通りあります。
一つ目は、これまでの人生の一つの瞬間を語る方法です。
これは良くあるパターンで、目標ができた瞬間を語るだけで大丈夫です。
例えば、
「アルバイト先でトラブルが続いた際、自分から解決策を提案し、接客マニュアルを見直すプロジェクトを任されました。この経験で、人々の課題に寄り添い、最適な解決策を提供することにやりがいを感じ、企業課題に取り組むコンサルティング業界を志望しました。」みたいな感じです。


二つ目は、これまでの人生を通して、複数の瞬間をまとめて語る方法です。
例えば、
「持続可能な社会を実現するために、自分の仕事を通じて貢献したい』という目標を持つようになったのは、これまでの人生で環境問題に触れる機会が多かったからです。高校時代には環境ボランティアとしてゴミ問題に取り組み、大学時代にはサークル活動を通じて再生可能エネルギーについて学ぶプロジェクトに参加しました。これらの経験を通じて、環境課題の解決が急務であることを実感し、自分もこの分野で貢献したいと考えるようになりました。」みたいな感じです。

どちらを使用するかは自由ですが、具体的に話すことを意識しましょう。頭の中で映像として鮮明に想像できるレベルが理想的です。イメージできないと、印象に残りませんし、嘘だと思われる可能性が高いです。

③なぜ貴社が最適なのか
ここでは論理性が求められます。以下のポイントを押さえてください。

・目標を達成するための適切な手段か
・MECE(漏れなく重複なく)で分ける

・目標を達成するための適切な手段か
目標と手段が適切に結びついていれば大丈夫なのですが、適切かどうかを判断するのは自分ではなく面接官です。
面接官次第で適切にも不適切になります。

そのため、客観的にチェックする必要があります。
1番おすすめな方法としては、OB訪問を行いチェックしてもらうことです。現場にいる人から、太鼓判を押されたら間違いないでしょう。
手軽な方法としては、chatgptで、「この目標と手段は適切に結びついていますか?」と聞きブラッシュアップする方法です。


・MECE(漏れなく重複なく)で分ける
MECEとは、物事を整理する際に、「漏れなく、重複なく」分けるための考え方です。

漏れなくとは、検討に必要な項目が抜け落ちていないことです。
例えば、「Aさんの好きな食べ物を考えるときに、ケーキとピザしか考えない」では漏れがあります。寿司やアイスも可能性に入れる必要がありますので、考えが浅いといえます。

重複なくとは、各項目が被っていないことです。
先ほどの例で言うと、「ケーキ」「スイーツ」「甘いもの」だと、どれも似たような意味で重複してしまいます。
重複すると、同じ内容を何度も説明したりすることになるので、話が混乱します。

企業をMECEで分ける際は、いろんな切り口があります。
有名なのは、3C、4Pでしょう。
3Cは、Customer(顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)に分けます。これは、企業がどのように市場で競争優位を築くべきかを明確にする際に使用します。

4Pとは、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)の4つの視点から商品やサービスを分析します。これにより、ターゲット市場に最適なアプローチを設計することができます。

このように色々な切り口で分けることができますので、就活生的な目線で適切な切り口を見つける必要があります。

-おすすめの分け方は、〇〇で分けることです。

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