ペトリミン

☂️☔

ペトリミン

☂️☔

最近の記事

部屋の隅の白い箱が吐く冷気に体を預けてばかりの最近だが、思い立って外へ出ると体の周りに湿気と熱がまとわりついてくる。そこで、思いっきり息を吸うとぬるく柔らかい空気が螺旋しながら肺に流れ込んでくる。まるで息を吸った気がしない。 夏は基本的に好きではないが、終わると何故か虚しい気分に襲われるのは夏が主人公すぎるからだろう。こんなふうに自分の中では夏の終わりが虚しいことや虚しいなら楽しめる時に楽しめば良いと分かっているのに楽しめないし終わることに慣れない。 今年はどうだろうか、

    • よくアイディアをメモると言うことを耳にしてきたし実際にやってる人も見てきた。ただ、自分は何かを創作するわけでも発信するわけでもないから無縁だと思っていた。しかし、このnoteを書くにあたって2週間ほど前にすごく書きたい内容があったはずなのに、「まあ、忘れないでしょうよ」と軽く頭の中に記憶をstayさせただけにしていたらまさかの全く覚えていない。 人間の忘れる能力(能力と言った方がプラスな気がするからそうしている)は本当に優秀で所望の記憶は1ミリも出てこない。ただ、そこに記憶

      • 外気がまるい日にかけたくなる眼鏡がある

        • ふと、

          人から影響を受けやすいから 人に影響を与えたいのか? 影響を与える人は、 影響を受けやすいのか?

          変目

          段々、暖かくなると遂に来たかと思うしもっと早く来いとも思うが不意に風が強くて寒い晴れた日に安堵するのも事実。どっちが良いとかは一概には言えないが、どっちも嫌いではない。ただ、服は迷うから淡いにはならないで欲しいなぁ。

          後髪

          体は春の訪れを感じたいのだが、気持ちが冬のままから抜け出せない。新しく始まることは素晴らしい事なはずなのに。私は終わることへ無頓着になりたかっただけなのだ。

          メタメタバース

           家から出たくないという一心からここ最近はメタバースがどのくらい発展してきているのかが気になってしょうがない。すごいすごいと言われているがその仮想空間ではどれほどのことが行えるのだろうか。気になりはしたがあえて調べてはない。行き先が決まっているのにさも何も決まってないような顔でナビ無しで突き進むあれと同じだ。そんななか、私の考えるメタバース、つまり、メタメタバースを記す。  まず、家から基本的に出ることはない。会社、学校など人間は何かしらの社会的な立場があるが(ない人もいる)

          メタメタバース

          10%

           何気なく聴いていた星野源さんの「しかたなく踊る」が妙に心に響く日だった。何か新しいことや普段とは違うことをしなきゃいけないことを意識し出した時になんでこんなことしてるんだろうとかこんな結果になる予定だったっけ?と考えだしては「しかたなく」か、と彼に毎回押し付けている。生きる事の90%は「しかたなく」が行動理念だと思う。なら、考えても考えても「しかたなく」にたどり着く事もしかたないのだが、悩み考えた先の「しかたなく」でないと認められないのは私が面倒な人間だからなのだろうか。い

          準極夜

          三連休最終日を無駄に過ごした。起きた頃にはすでに少し暖かく朝というには明るすぎた。そこから何かに追われるように生産性のあることをできる人間ではないのですぐさま再び、故意に夜にした。次に起きたら本当に夜だった。ここまで来ると逆に気持ちがいいような気がするのは共感してもらえると思う。そんでもってここから私の夜が始まるのだが、極夜かなというくらい朝が来ない。明日はいつもよりもたくさん空を確かめよう。 全然嘘かもしれないが、極夜の地域では自殺者が多いみたいな都市伝説チックなものを聞

          ノット腹痛

          目下の銀  雪にうつつを   抜かせども    染まる耳が     急かす家路へ

          イタリア🇮🇹の風

          ふと思い立ち、巻いた。 そうそれ。パスタをだ。  私は麺類が結構好きである。その中でもパスタは蕎麦の次くらいに好きだ。パスタは大まかに分けてオイルベース、トマトベース、クリームベースみたいに分けられると思う。それ以外があるならパスタの魅力はまだ尽きない、いずれ蕎麦を超えるかもしれない。が、私の認識ではこれくらいである。  私は、お店に立ち寄り、メニューを覗けど覗けどトマト以外は頼んだことがないほど赤に惹かれる人間である。対して、私の周りの人達は何かとカルボナーラが大人気で白

          イタリア🇮🇹の風

          帰路、アジト、家

           寒い。2月なのだから当然なのだが肌を滑る空気が妙に多角形だ。そんな日は早めに家に帰りぬくぬくしていたい性分なので法も目を疑うほどスピード感で帰る。ここで勘違いしてはならないのはスピードではなくスピード感である。実際には髪は靡いてないし、足も風のように回ってはいない。頭ではアジトに帰ってからの予定をワクワク兼ニヤニヤしながらイメージしている(家をアジトと呼ぶくらいには特別な気分になっている)。  さあ、いざアジトに着いたぞと勇んでドアを開けて部屋の暖房をオンにするが、ここで部

          帰路、アジト、家

          腹痛のこーみょー

          腹を壊して、トイレに篭るとそこには混じりっ気のない空間。ただただトイレなだけ。 トイレにwifiが届かないせいでスマホが4G回線に切り替わりデータを喰うのが気に喰わないが、何も急かさないトイレという場所に留まるのは好きである。このジレンマの解消法を見つけた。note。腹が痛ければ文は長いし、痛くなければ短い、書き足りなければ用を足せども座り続ける。結局、文を書く口実にトイレを使ってるだけなのかもしれない。

          腹痛のこーみょー