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2023.8

2023.7

8.7

荒川水系の一部である豊島区の台地や崖線にはかつて小河川や湧水地があり、たくさんのいきものが棲んでいました。

10階:屋上庭園「豊島の森」

私はわざわざトンボが消滅した所に来てしまったのかもしれない。

8.15

 現在の実生苗の生存状態は下表のようになっている.

今年播いたものが少しづつ数を減らしているが,生存している苗の生育は順調だと思う.

 1年目の実生苗を管理しているプラケースの中の,7月の温度変化は下グラフのようになった.

日が当たっている短時間に急速に40℃台後半まで温度が上がり,日が当たらなくなるとまた急速に温度が下がる,というサイクルがあることが分かった.温度が50℃を超えていないのは遮光ネットの効果が大きいだろう.SwitchBotの活用法や,取得したデータの分析方法,データの可視化手法についてはまだまだ改善の余地がある.

 移転後の生息地は,夏に関しては日照時間が確実に長くなっている.またコンクリートのベランダであるので,温度も高くなっている.そのため,育てている内の多くの種にとってはより良好な環境になっているのではないかと思う.今のところ徒長などは発生していないので,ひとまずは安心している.
 対して,冬の環境には若干の不安がある.冬の日照時間は5時間程度と短めで,またコンクリート故に冷え込みも厳しくなるのではないだろうか.冬までに,寒さに強くない種と実生1年目の苗を室内で管理できるように設備を整えていくつもりだ.

 東京でトンボに出会える場所がないか簡単に調べたところ,案外沢山あるようだ.ただし,見つかったスポットは住居から離れている場所ばかりだ.これまでと同じ様に走って行こうとすると,比較的近い所でも片道8kmはあるので,それなりに身体を慣らす必要がある.それに,どこも一食だらけで,これまでのように気が済むまでじっくり観察することはできないかもしれない.とりあえず,これから1カ月は,目ぼしいスポットを1つずつ巡っていこうと思う.前途多難である.

2023.8.27

 もう4週間も離れていたあの公園に戻ってきた.

 今回は,草の葉に静止するギンヤンマや,共食いするアジアイトトンボなど,珍しいものが見られた.

早くここと同じくらい豊かな場所を見つけたいものである.

 さて,そろそろ秋が近づいてきたので,植え替えの時期である.基本用土を買い揃えてあるので,自分で培養土を配合してみるつもりだ.

8.28

 昨日は環状六号をてれてれ歩いたのだが,アカネ属の10匹くらいの群れ,シオカラトンボ,ギンヤンマを見かけた.一体どこから来たのだろう?

2023.9

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