2023.11
11.25
10月の実生苗の生存状況と温度変化は下記ページのようになった.
11.26
上のリンク先のページで実生苗の生存数と1カ月の温度変化を管理することにした.表示するサイトはGithub Pages,データの管理はスプレッドシートとGoogle Apps Scriptとして,手軽な構成とした.
生存数の記入はシートに手動で行い,温度はSwitchBot APIから取得している.SwitchBot APIの使い方とコード実装は下記の記事をほぼ真似させて頂いた.
上の記事ではSwitchBot API v1.0を使用しているが,現在はv1.1が利用可能なので,v1.1を使っている.v1.1を使用する際の実装方法については下記が参考になった.
出来上がったページはグラフの表示が遅いのが少し気になるが,一応用途には耐えるのでよしとしている.
作成に当たって厄介だと感じたのは,GASとAPI間,ページとGAS間のデータのやり取りや,ページで受け取ったデータを表やグラフに表示する処理の所である.これらには,いたずらにつなぎ合わされた論理回路を解析するかのごとき平面な,深さのない難しさがあった.どこかで定められた仕様を知らなければ使いようがないという問題である.
このような時,ChatGPTは役に立つ.煩わしい仕様の所は全部彼に聞いてしまえば,考える必要があるのは入口と出口の両端だけだということになる.まあ,現時点ではChatGPTの情報もそこまで高精度のものではなく,すぐに使える情報は5, 6割程だったと思う.(そもそも,人が使うために人が作ったものの使い方を彼に聞くのは大いなる無駄であろう.)
ChatGPTのようなものが高度になっていけば,今言ったような入口と出口の両端の間はどんどん離れていくものだろうか.それは便利なことなのか,あるいは見た目には不合理が常態化していることなのか,まだよく分からない.ただできれば,彼らにはこの平面を平面として整備するだけでなく,ドロドロに深くして頂ければと思っている.
1週間くらい前に,1年目の実生苗を室内に取り込んだ.日の当たる南向きの窓辺のスペースに余裕があればそこに置きたかったが,他の植物もいずれ取り込むとなるとスペースが足りなくなる.そこで,植物育成用のLEDライトを使っての越冬を試している.
使用しているLEDライトは5000円くらいの,あまり出力が高くないものである.1年中LEDで栽培しようとしたらこれでは力不足ではないかと思うが,今から3月頭くらいまでの間,かつまだ強光線を必要としない実生1年目の苗に対してならば,問題ないことを期待している.
ライトの照射時間は12時間に設定している.しかし,毎日決まった時間照射するというのは不自然な気がするので,うまく制御できる方法がないかいずれ試してみたい.
照射時間の設定もSwitchBotのハブミニとプラグミニを使って行っている.SwitchBotはオートメーションのカスタマイズが容易なので,LED付近の温度が40℃を超えたら給電停止の設定をしておまじない程度の火災対策をしてみたり,ベランダの温度が氷点下になりそうだったらスマホにプッシュ通知をして植物を室内に避難する指標にできるようにしてみている.
ちなみにLEDの1カ月当たりの電気代を恐る恐る調べてみたところ,1100円くらいだったので,安心した.
11.29
色々な産地の黄裳丸の種子を播いていて,大体高さ5mmから8mmくらいまで成長している.棘の生え方がまたそれぞれ微妙に異なっているのだが,体長と同じくらいの真っすぐ尖った棘を生やしているものがあり,野生の感じを受ける.
ロフォフォラもそれなりに成長していて,はっきりそれと分かる柔らかそうな質感を見せている.その柔らかさ故なのかは知らないが,楕円のものや,雪だるまのように2つ球をつなげた形で育つものがあったり,もっとたくさんの小さい球が連なっているものがあったりと,変異に富んでいる.
昨年から育てている怪竜丸とパロディア属はもう平均して2cmくらいまで大きくなっていて,もう外で越冬してもよさそうなくらいたくましい様子である.孤竜丸も1.5cmくらいまでしっかり大きくなっているが,数が少ないこともあるので,まだ厳しい環境にさらしたくない気持ちがある.
(十分に大きくなった)サボテンの越冬時は完全に断水か,やっても月に1, 2回くらいらしい.しかしそれで水不足になってしまわないのか,心配に思ってしまう.これから1週間,10日,15日と水やりの間隔を空けていって,様子をよく観察しようと思う.
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