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アンドロメダ銀河 (M31)


アンドロメダ座 M31

Scope: Vixen VSD90SS (fl:495mm, F:5.5)
Camera: ZWO ASI6200MC Pro (-10℃)
Mount: Vixen SXP2 WL
Guide: QHYCCD miniGuideScope (fl:130mm) + ZWO ASI 120MM-mini
Others: ZWO EAF focuser, ASI AIR Plus-256G(Dithering)

At Yamanashi-Prefecture("Fujigane-Observatory"), Japan, 2024, 10, Sep.

Exposure: gain100, 3min x 29 (total:1h27m)

Processing: PixInsight(WBPPおよびCosmetic Correction使用、BXT不使用), StellaImage9, Photoshop


薄雲の通過が多かったため、1フレーム3分に短縮し、歩留まりを少しでも稼ぐ作戦に変更しました。3分でも完全なクリアスカイが続くわけではなく、シーイングは相当良くなかったと思います。

20フレーム(60分)しかまともに写ってなかったのですが、写りがいまいちの9枚もWBPPに放り込んだので、S/Nは多少は上がったように思います。完全な空の下で、3時間は撮るつもりだったのですが、なかなかうまくいかないですねぇ。

悪条件の割には、カメラセンサーと望遠鏡の性能のおかげでしょうか、それなりにまとまったようにも感じます。まったく絵にならなかったら、もう一回撮りに行こうと思っていました。

先月の富士山五合目での機材テストの時、現地でお会いした方(お名前を伺っていなかったですが、おそらく著名な方だと思います。不勉強ですみません)に、「Ninja500」という、50cmドブソニアンでこの対象を見せていただき、その時受けた感銘を、少しでもイメージとしてブレンドしたいと頑張って処理しました。されていないかもしれません… 笑

初めて望遠鏡で天体撮影をしたのが、このM31だったのですが(ピントもあってないような代物でしたけど)、毎回撮る度に新たな気づきがあり、奥が深いなと思います。

また来年お逢いしましょう、アンドロメダさん。

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