ノイズ処理について。(リハビリ最終回)
Scope: Takahashi ε-130D (fl:430mm, F:3.3),
Camera: FLI ML29050 (-25℃), Astrodon Tru-Balance filter
Mount: EM-100 (k-astec's belt-driven custom)
Guide: Pencil BORG(fl:175mm) + QHY5L-2M
Others: βSGR-focuser (150FL), MaxIm DL 6
At Shizuoka-prefecture("Tarobo" middle of Mt.Fuji), Japan, 2016 11, May.
Exposure: L=5min x 18, R=5min x 4, G=5min x 4, B=5min x 4 (total:2h30m)
Reprocessing: StellaImage9, CCDStack2, Photoshop
みんな大好き、カラフルタウンと呼ばれる領域(の上半分)。ちなみに名付け親は星の牧場長、というのは意外に知られてないようです。由来は岐阜のショッピングモールの名称らしいです 笑
横構図のためアンタレス周辺が写っていないので、カラフルさに欠けますね。この構図で良しとしたのか、それともあとで下半分を撮って、モザイクにしようと思っていたのか、今となってはもう忘れてしまいました。
よく知られている様に、特に遠征撮影の場合、この低空かつ淡めの対象は、常に短い露出時間による低S/N比、つまりは素材のノイズに悩まされる事になります。
低空撮影により、Bチャンネルはことのほかザラザラになるため、B画像に対して強めのノイズ処理を施さざるをえません。本来の情報と引き換えとなりやすい、ノイズ処理というものは出来ればしたくありませんよね。もっと光を。
さて、これにて過去のε-130D素材を使ったリハビリテーション終了とします。新たな素材が得られなければ、またやるかもしれません 笑