エンジニア転職12ヶ月目(2019/09)まとめ

9/1に無事サービスがリリースされて、9月は夏休みや祝日もゆっくり楽しむことができました!

夏の北海道最高!!知床最高!!

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9月にやったこと


1. テスト書いたぞ!!

なんでこんな大袈裟に言っているかというと、昨年まで弊社ほとんどテスト書いてませんでした...。

今期からは、エンジニア全員でテストにも力を入れるぞ!という流れになり、バックエンドは6月くらいからどんどん進めていたのですが、フロントエンド(つまり私)は9月にようやく手を付けられました。

今まで勉強会などでテストの話が出るたび肩身が狭かったのですが、これでようやく「テスト書いてます!」と堂々と言えます。嬉しい。


テストを書く前に

私はテストを書くこと自体が初めてなので「はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法」という本を読みました。テストの種類やどんなテストを書くべきなのかはこの本が分かりやすかったです。


また、基本情報技術者試験の勉強時期と被ったのも良かったと思います。

試験範囲にはテストの基礎が含まれているので、事前に試験勉強をして知識があれば本も読みやすくなりますし、「これがあの基本情報に出てきたブラックボックステストか〜」と思いながらコードを書けば、辛い基本情報の勉強も意味を感じられます...

(ペーパーテストの勉強なんて久しぶりすぎて辛い)


Jestの設定でコケた

その後、テスト書くぞ!と意気込んだものの、まず設定でコケました。いつものですね。

Jestの設定というより、babel7の設定周りで大いにコケました。

babel7からcore-jsを使うとか、それでもasync/awaitを使うならregenerator-runtimeを使うとか、@babel/coreを使うならbabel-core@^7.0.0-bridge.0が必要だとか...設定に1週間かかってしまいました。


先月の記事でES2015のIE対応にpolyfill.ioを使った話を書きましたが、結局ここでbabelを入れるなら最初から入れればよかったな〜。つらみ!!


やっとテスト書ける

設定を乗り越えた後だと、テストが動いているだけで嬉しいです...と言いたいところですが、Jestもなかなか曲者でした。


JestもVue Test Utils(Vue向けのテストライブラリ)もドキュメントが手厚くて助かりますが、ちょっと複雑な部分のテストになると、どのドキュメントを読んだら良いのか分からない状態になります。

最終的にはJest、Vue Test Utils、Vuex、各ライブラリ(axios-mock-adapterとか)のドキュメントを往復して何とか書き上げました。


特に、Vuexとaxios周りのテストは、日本語の情報が目に見えて減ります(なんで?みんなVue好きなんだよね??)。社内に参考できるコードも少なかったので、Store内での別モジュールactionの呼び出しに関しては、ついに既存情報をもとに新しいコードを生んでしまいました。

これが「知見」となるか「黒魔術」となるかは、Qiitaに投稿して他のつよつよエンジニアに判断してもらいます。


2. 面談

8月の話ですが書き忘れたので...

ここ半年ほど、常勤のフロントエンドエンジニアは私だけだったので、夏頃から募集に力を入れ始め、8月に初の面談をすることになりました。

私もまだ1年目で技術力のジャッジは出来ないので、開発リーダーがOKを出した人の二次面談を、デザイナーと2人で担当させてもらいました。

二次面談は「一緒に働きたいと思える人か」という観点なので普通にお話をすれば良いはずでしたが、それでも凄く緊張しました。面談を受けていた人よりも緊張していたのでは?というくらい。


私の考えでは、面談は「お互いに」相手の事を知るための場であって、決して採用する側が一方的にジャッジする場ではないと思っています。

そのため下記の2点をシェアして、入社後の「こんなはずではなかった」を防げればOKという気持ちで望みました。


1. 相手に関して、私たちが後から知ったら互いに不利益になりそうなこと
- うちの会社でどんな仕事をしたいのか
- どうしてエンジニアとして働きたいのか
- もしかしたらjs以外も書くことになるけどOK?
- 働く上でどんなことがストレスになるのか


2. 私たちに関して、相手が知りたいだろうと思うこと
- 業務内容
- 使っている技術
- 他業種から入った人が現在どんな仕事をしているのか(その人も他業種転職だったので)
- 社内制度、残業、チームの雰囲気など


面談では、相手の方がとてもリラックスして話していた(ように見えた)ので、こう言っては何ですが、初めての面談の相手として非常にやりやすかったです。

3. イベント会場提供

私が1年半ほど前から参加している「フロントエンドもくもく会」へ初の会場提供ができました!

会社のスペースを貸し出すのは初めてだったので、開発リーダー含め多くの人に準備をしていただくことになりましたが、これをきっかけに他イベントでも会場提供をする流れができているみたいです。

フロントエンドもくもく会は、私がエンジニアとして転職する前からお世話になっていたので、会場提供という形で協力ができたのは本当に嬉しく思います。

また、会場提供した際に初めてもくもく会のファシリテーターもやりましたが、見た目以上に大変でした。

会場の空気も見つつ、タイムキーパーしつつでは自分の作業はまったく進まない...。いつも担当している方のことを考えると、交代制にできたら良いなと感じました。

まとめ


昨年の10月1日に今の会社に転職して、あっという間に1年が過ぎました。

前職の2年半よりも、この1年の方がずっと忙しく、辛くて、面白い1年で、転職してよかった!と迷わず言えます。


ただ、私は情報系以外の大学を卒業して、事務職として2年半働いていた分、同じチームのエンジニアと比べるとまだまだ知識も経験も足りないと感じるし、それで辛い気持ちになることも当然あります。

それでも1年前のブログを見ると、ちょっとは自分も成長したかなと思えたので、これからもコツコツ頑張るしかないなと改めて思いました。


最近やっと公式ドキュメントが読めるようになったり、あちこちで読んだ本や記事の意味がつながるようになってきたので、これからもっと仕事が面白くなると期待してます。


ちなみに、この1年間(ほぼ)毎月こうやって記事を書いてきたのは、「未経験からのエンジニア転職」についての記事の数に対して、「転職したその後」についての情報があまりに少ないなと感じていたからです。

他業種から転職してきた人は、こんな感じで1年過ごしたよ〜というケースの一つとして、気になる方は過去の記事も読んでみてください。

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