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#2 昆虫食
2024年現在、世界には約82億人の人間が住んでいる。最近の研究によると2058年に世界人口は100億を超えるそうだ。そんな人口増加にともない食糧難が問題視されている。
100億人分の食糧をまかなうためにはさらに多くの農作物や家畜を育てる必要がある。しかし、その土地を確保するために森林伐採や資源の消費などで環境に負荷をかけ続ければ地球温暖化が進み、異常気象などによって逆に収穫量が減ってしまう可能性もある。
そこで注目されているのが昆虫食だ。昆虫には非常に多くタンパク質や脂質が含まれており、その上家畜などに比べて容易に飼育することが可能である。家畜や養殖魚の餌としてはもちろん、人間の食糧源としてのポテンシャルがとても高いことがわかっている。
アフリカやアジアの一部などでは昆虫を日常的に食す文化もある。日本でも、群馬県や岐阜県などでイナゴの佃煮や蜂の子などがお土産として普通に置かれている。私は群馬にいた子どもの頃、田んぼで大量のイナゴを捕まえて家に帰ると祖母がイナゴの佃煮を作って食べさせてくれた。
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