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【集客】自分の伝えたいことだけを発信しても売れない
“ワタシ”を見える化する人、佐倉あきです。
普段はライティングの講師をしていて、自分の内側の部分(あえて言葉にしないと見えない強みや魅力など)を、言葉する方法をお伝えしています。
「自分が伝えたいことだけを書く」
「その発信を見て好きになってくれた人だけ、お客さんになってもらばいい」
こんなことを言う方に限って集客できないと嘆くんだから…もぉ〜困ったちゃんです。
そんな一方通行の発信で信頼関係が結ばれるわけがありません。
SNSもリアル店舗も集客という本質は何も変わらないのですが「SNSは特別」と思っている方が多いんですよね。
では…一旦SNSを離れて、リアル店舗で想像してみましょう。
あなたは夏物のスカート欲しいな〜♪とウキウキ気分で店内見回っています。
そうしたら販売員さんが来て、、、
「こちらのパンツ、今年の流行りですよ!」
「色も素敵でしょ?」
「絶対おすすめです!!」
「1点しか入ってこなかったんですよ」
「今買わないと、なくなりますよ!!」
と、次から次に話しかけてきます。
こんな状況、1度は経験したことがあるのではないでしょうか?
その時の私の心の中はこうです。
知らーん!欲しいのはパンツじゃないって。
私のご機嫌な鼻歌返してよー!!
と、一気にモヤモヤイライラモードです。
しかも私は販売員の経験があるので「今月のノルマにロックオンしてるんだろうな、達成できてないのかな」なんて心配までします。笑
リアル店舗とSNSを別物ものだと思っているかもしれませんが全く同じです。
思いをぶつけちゃダメで、暴走しちゃ逃げられる。
SNSでも思いをぶつける文章はよく見かけますよね。
買って買って圧迫感がすごいやつです。
集客期間中だと、必死になりすぎてよくやっちゃうんですよね。
でも、、、思いをぶつけられた後、先程の販売員と信頼関係が結ばれたかといったら結果は想像つきますよね。
2度とこのお店に来たくない(だっていらない物を売りつけられるから)と、不快感しか残らないでしょうね
ではこの販売員さんは、どうすればよかったのでしょうか?
まず大前提として、
そちら側のノルマや状況はお客様には関係ありません。
だから絶対に自分の状況を押し付けないことです。
やっぱり「お客様のことを豊かにしたい!」と心から思っている販売員さんや、サービス提供者って見ていてとても好感が持てますよね。
そしてお客様の話をとてもよく聞いてくれます。
なので「お客様が必要としているもの(ニーズ)を聞き出すこと」から始めます。
スカートがほしいと聞き出したら、あなたが買って欲しいものを売るのではなく、当たり前ですがお客様の希望に沿うものを知る努力をするんです。
・どんなテイストのものが好きか
・何色が好きか
・丈や素材などのシルエットの好み
・どんな用途で着たいのか(通勤用など)
を聞きて聞いて聞きまくる!
自分の好みを押し付けたり、売れ残っているから売りつけようなんて考えは、お客様から愛されるわけがありません。
ニーズをお伺いした上で、販売員の知識やセンスを使ってお客様にない選択肢をご提案す流ことができれば完璧です!
もしかしたらその時に、スカートしかダメと思っていた思考に「パンツ」という選択肢が出てくるかもしれません。
お客様は「女性らしさ=スカート」だと思い込んでいるけど、エレガントなスタイルになればパンツでも構わないと気づけたら、よりよいご提案ができます。
「お客様の悩みやニーズをちゃんと聞いてから、自分の思いを伝える」この順番です。
ではSNSの世界ではどうやって聞き出すのか。
あなたのサービスや商品をほしいお客様は、何を必要としているのか、何に悩んでいるのかお客様がいない時からちゃんとリサーチをします。
お客様がいないのなら
・自分が昔、悩んでいたことを振り返り深掘りする
・似たようなサービスをご提供している人の投稿を探す
・フォロワーさんと交流をもてるライブ配信をして会話する
・無料でイベントを企画して悩んでいる人から直接話を聞く
ここら辺は、本気でやった方がいいです!
ちゃんとリサーチしてお客様に寄り添うと、発信も言葉もサービスもずれなくなるから。
自分が言いたいことだけを言って、お客様が聞きたいことや知りたいことを言わない…こんな発信は愛されるわけがないのです。
サービスを売りたいのなら、自分の思いをぶつけない。
相手の声を聞いて、自分の思いを届ける。
これが一方通行ではない、最善のライティングです!
では最後にワークを。
あなたの商品やサービスを買うお客様は、どんな状況でどんなことに悩んでいますか?
お悩みや困っていることを具体的に詳しく10個書き出してみよう。
お客様の状況を理解し寄り添える発信者であれば、商品は勝手に売れていきます!
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