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売れるサービス告知文を書く方法
売れない告知文(サービス紹介記事やセールスLP)を読むと、すべての言葉がフワ〜ッとしてます。
全体的に抽象的な言葉で仕上げてしまっています。
でも、、、自分の発する言葉が「具体的か抽象的か」を判断できない方は意外と多いんですよね。
単語の意味としての違いはわかっているだけど、腹落ちしていない・自分ごとに落とし込めていないので、発信に活かせない状態です。
抽象的な言葉だけでは誰の心も揺さぶれません。
書いても書いても売れない告知文になるばかりです!
…という風に説明を抽象的に書いても伝わらないので、具体的な例文を書いてみます!
売れる告知文にあるもの
では【例文】で解説します。
薬膳レッスンの例文で解説しますが、私に薬膳の知識はありませんので文章の構成だけでご覧ください。
薬膳料理のレッスンをしているAさんが告知文にこんな一文を書いています。
「薬膳で暑い夏を元気に乗り切る薬膳料理レッスンを始めます!」
ではここで一旦ストップ。
この一文をよんでどう思いますか?
先を読む前にこの文章から何を感じるか、ぜひ言語化してみていただきたいです。
一見、薬膳料理で元気になれるのかな?と、薬膳の魅力が語られているようですが、おわかりの通りとても抽象的でフワフワな文章です。
一体どこが抽象的かと言うと「元気」という言葉。
この「元気になれる」という一言に心を揺さぶられる人ってどんな人なのでしょうか?
・夏バテしちゃう人?
・病気がちな人?
・気力が出ない人?
元気になりたい人とはどんな人なのか
ちゃんとお客様を捉えて言葉にしなければ伝わりません。
告知文ならなおさらです。
そもそも、元気になりたいなと思って薬膳料理を探す人がいるのか?
薬膳料理を探す人は「元気になれること」を求めているのか?
こんな問いを立て、一旦考えてみます
伝えたいこと、伝えたい人のことを分かっている前提で考えるのではなく、改めて向き合い言葉にしていくことが売れる売れないの分かれです。
考えることを怠っておきながら「集客できない」と嘆くなんて話になりません。
お金を出してくださるお客様の未来を「元気になれるよ」という一言でOKとしている時点で、買ってほしいお客様との向き合い方が甘いです。
告知文というのはサービスを紹介する、知ってもらう
「私から買ってほしい!」と思って書くものですよね。
要するに悩んでいる人の心にスッと寄り添い、行動を促す文章です。
・このサービスじゃどんな悩みを解消できるのか
・どんな状況の人に学んでほしいのか
ここを具体的に伝えることは、告知文には最低限必要なことなのです。
だからまずは「元気になれる」という未来の提示が抽象的な言葉だ、ということに気づくことから始まります。
ではどう書けばいいのか?というと、どんな悩みを持った人かを鮮明にしてみるといいです。
お客様像を具体的にするワーク
①自分が思う暑い夏に陥りがちな状況を書き出す
・暑すぎて体力が続かない
・夜、眠れない
・熱中症で病院に行ったことがある
などなど、具体的に書く。
②一般的に陥りがちな状況を書き出す
・食欲が出ない
・クーラーで体が冷える
・気分が落ち込みやすい
経験やリサーチを振り返って書く。
③実際に聞いた声を改めて振り返る
・お客様に相談されたこと
・家族や友達が陥った不調
リアルな声を常に集めておく。
サービスを作る段階で、誰に向けてご提供するのかの解像度をガンガンにあげておくと、作る段階から求められるサービスが出来上がります。
より具体的に状況を言語化していくと、自分が思っているより深く届けたい人や解消してあげたい悩みが明確になります。
大前提として薬膳はいろいろな不調に効くと思います、だけど…みんなに効果あるよー!と言うのと、冷房の影響で体が冷えてしまいう人に効果があるよー!と言うのでは刺さる人数が違います。
ぱっと見「みんな>冷房で体が冷えてしまいう人」と思いがちですが、「みんな」と呼びかけられるのと、「冷え性の人」と呼びかけられるのでは、自分ごとになる確率がが全然違いますよね。
だからこそ感情を揺さぶりにいきたいのなら、夏の不調や暑さを「元気になる」という言葉でフワッとさせては誰にも刺さらないのです。
では、先程の売れない例文はこうしましょう!
薬膳で暑い夏を元気に乗り切る「薬膳料理レッスン」を始めます!
↓ 解像度を上げる
胃腸の不調、天気による頭痛、増えてませんか?
その冷え、放っておいてはいけません!!
体を内側から温め、暑い夏に負けない薬膳料理レッスンを始めます。
「元気になれる」という言葉を→「夏の冷えを解消すると健康に過ごせる」という風に解像度を高くして、お客様がなれる未来を提示するとその状況に悩む人が「私のことだ!」と感じてくれ行動(お申し込み)したくなるのです。
そして見落としがち盲点
知っておいてほしい大事なこと!!
Aさんのサービスを買うお客様は、薬膳の知識が「ゼロ」か「Aさん以下」です。
何を治せばこの不調が解消されるのか「そもそも何も分からない・知らない」ここを絶対に忘れてはいけません。
・クーラーで内臓まで冷えてしまうこと
・体の不調は冷えからきていること
・冷え性が薬膳で改善されること
そもそもが分からないと、思ってゴールを提案しなくてはいけません。
迷ったり悩んだりしてい最中に原因が明確にわかるのなら、自分でとっくに解消しているはずです。
サービス提供者にとっては見落としがちなので、悩んでいる人の立場に立って言葉にしていきましょう。
今日のまとめ
告知文は特に、どうすればより伝わるのか考えまくってください。
SNSは気ままに発信して集客できるほど甘くはありません。
・どうすれば自分を選んでくれるのか
・どうすれば悩む人の心を揺さぶれるのか
向き合って、考えて、悩みまくってください!
売れる告知文への近道は、届けたいお客様と本気で向き合い、自分のサービスと本気で向き合うことから始まります。
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