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売る力がある人は、何を言葉にしているのか?

“ワタシ”を見える化する人、佐倉あきです。
普段はライティングの講師をしていて、自分の内側の部分(あえて言葉にしないと見えない強みや魅力など)を、言葉する方法をお伝えしています。
 

昨日、起業を選ぶなら「お花畑言葉」を今すぐやめる。という私にとってはとても冒険的な記事を書きました。

 
お花畑言葉とは、上辺だけの言葉…つまり自分ごとじゃない他人に支配された言葉です。(どこかで聞いたようなそれっぽい言葉とか、抽象的で核心をつかないふわふわした言葉など)
 

私は「人を動かす発信をしたいのなら腹から声を出す!」とよく言うのですが、この意味は自分の内側にある言葉と向き合い、自分の言葉で発しないと誰の心にも響かないという意味です。
物事を深く掘り下げ自分の感情や思いを深掘りしていくと、自分の言葉に出会えます。
集客できないということはシンプルに発信量が足りてないかあなたじゃない他人に支配された言葉になっているか…のどちらかです。
 



なぜお花畑言葉(他人の言葉)になってしまうのか。

これはズバると「マインド」、つまり心の問題が大きく関わってきます。
心に何かが引っ掛かっていることが多いです。
 

原因は人それぞれなので全ては書けませんが、
例えば「自分に自信がない」という思いが無意識にあるとしたら、SNS発信が思うようにできない事をいくら掘り下げたところで解決策は出ません。
 

この場合、「SNS発信が思うようにできない」という問題と向き合うのではなく、悩みの本質「自分がなぜ自信がないと感じるのか」「自分の言葉を発することになぜ不安を感じてしまうのか」という部分と向き合わない限り、悩みや不安がずっと付きまといます。
 

悩みの本質を突き止めるには、いきなりじゃなくまず触れやすいところにある「発信するときに何か引っかかることや不安なことはある?」という部分から自分に聞いてみると糸口が見つかるかもしれません。
 
 

ふわふわした言葉は「心の問題」がネック

「文章を書く」「自分の言葉を外に向けて発信する」という行為は自分の内側の部分、普段は晒さない見えないところを言葉に変えて他人に見せるということです。
 

以前も書きましたが、リアル店舗での買い物とSNSでサービスを売るのは同じです。
売れないであろう店員さんは、表面的にお客様も見えている部分を言葉にします。「このスカート色が綺麗ですよね!」とか「丈が長めなんですよ」など、私にも見えてるよ〜とつい突っ込みたくなります。
 

売る力がある店員さんは、お客様には見えない部分を言葉にします。
「このスカートは色が落ち着いた雰囲気なのでどんなテイストにも合わせやすいですよ。しかも反対色の赤などにも意外と馴染むんです!」とか。
「長く愛用できる質感なので、カジュアルテイストと合わせたとしても上品な印象にまとまりお仕事でも使えますよ」などととプラスアルファまでぶっ込んでくる。笑
 

売る力がある人が何をやっているかというと、お客様の想像(頭の中)をハックするんです。
共通認識の「赤」とか、「お仕事で〜」などのシチュエーションを売る側が意図して、お客様の頭に思い浮かばせる。
詳しく言わなくてもこちらからキーワードを伝えるだけで、勝手にお客様が手持ちの服とコーディネートしてくれ、勝手に必要なシチュエーションを想像してくれます。
お客様主体だから気持ちよく買い物ができ、売りつけられた感なく売れるんです。
 
 

なぜこんな言葉がでるのか。

お花畑言葉から脱却するにはまずはこの3つ!
①常に商品(サービス)と向き合い考えている
②目の前のお客様と向き合努力ができる
③自分の価値観を見える化し、心のど真ん中に置く
 

売れる人がやっていることは、自分の価値観がとにかく明確です。
価値観を見える化しておくと、誰にでも言える言葉(色が綺麗とか、丈がながいとか)ではなく、発する言葉全てがそのひとらしい言葉になります。
価値観を見える化するということは、自分の意見や考えをいつでも伝えられる状態ということです。
 

先程の売れる店員さんでいうと、私はこう思う!なんて押し付けないけれど、「お仕事着としても使える」とか「反対色の赤にも合う」などは、この店員さん自身の「意見や考え」です。お店共通の売り言葉ではありません。
 

自分の価値観、お客様に対してこうありたいという思いや、こういう店員になりたいというビジョンを見える化しているからこそ、その人にしかできないセールストークになり信頼感を勝ち得ていくのだと思います。
 
 

まとめ

自分のサービスでたくさんの人の悩みをなくしたい!
誰かの背中を押したい!
強い思いがあるのなら、言葉を変えてください。
お花畑言葉では見向きもされません。
 

お花畑言葉を脱却すべく最初にやるべきことは、触れやすいところにある「発信するときに何か引っかかることや不安なことはある?」というを突破口に、なんでそう思うの?と深掘ってみる。
大事なことは問いに対して、曖昧な言葉や嘘で答えないこと。
言葉を変えるにはテクニックじゃない、自分と向き合うところからです。
 
 


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