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鈍行列車の旅

それは先月、2月のある日。
近くの本屋でふらふら立ち読みしたcasa BRUTUSに載っていたブックホテル。

なんと、下関に2024年11月にオープンしていたというではないか。

ブックホテルって憧れていたけど、県外の旅先でめちゃくちゃ観光した後にブックホテルに泊まっても、休息優先で本どころではない気がして、ずっと行けず仕舞いでいた。

これなら県内だし、下関なら生活圏内からはかなり離れるのでちょっとした旅気分も味わえる。
ブックホテルで、初めてのおこもりステイ…憧れの体験ができる!とその日にホテルを予約した。もちろん、おひとりさまで。

そして出発の日がやってきた。

いざ、鈍行列車の旅へ。

目的地の新下関駅までは約2時間半。
新幹線を使えば便利だけど、のんびりゆっくり電車に揺られる旅がしたかった。
普段は車生活なので、乗っているだけで目的地に着く電車、本読めるし、寝ても良いしおにぎり食べても良い。最高だな…。

食べかけですみません。
自分で握った昆布と梅のおにぎり。
山陽本線ののどかすぎる風景

途中新山口駅で20分程停車したので、トイレ休憩で下車し、構内を散策した。

素敵なボードを発見。

3月って卒業シーズンかー。
社会人も4年目になると、卒業とかないのですっかり忘れていた。
それにしてもとても素敵なメッセージ。人生の長い長い線路はどこまでも続いている。困ったら途中下車しても大丈夫。この日本でそれをするのはとても勇気がいることだけど、でも、心の片隅にしまっておきたい言葉だなあと思った。

長い長い線路

そうして電車に戻り、新下関駅までの残り約1時間をほぼ爆睡で向かうのであった。

海も見えました。

ブックホテルでのお話はまた続きを書きます。

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