エレファントカシマシ の『ココロに花を』を聴いてみた編
こんばんは、内山結愛です。
佐久間正英プロデュース編!
今回は エレファントカシマシ の『ココロに花を』を聴いてみた編お届けします。
生活に寄り添う、どうしても勇気づけられてしまう歌詞と、情熱的で温かな歌声。
バンドでやることへの熱い想いと一体感のある演奏が詰まった一枚。
ぜひ、読んでみて聴いてみてください!
1.ドビッシャー男
イントロのギターがオラオラ歪みまくりで、一気に心掴まれる。0:24〜宮本さん初っ端から熱い。声をガラガラにしながら、吐き捨てるように歌うの格好良い…!超暴れながら歌っていそう。 0:55〜激しい演奏テンションブチ上がっちゃう。1:55〜「イ゛ェーーーーー!!!」にイ゛ェーーーーー!!!。宮本さんがインタビューでこのアルバムを「何が何でもバンドだ!」という気持ちで作ったと言っていたけど、一曲目からその気概を感じる。
2.悲しみの果て
アァ……名曲。この曲は知っている!!あの感情昂りまくりの宮本さんが、あえて感情を抑えて歌っているのが効きすぎる。0:55〜間奏のメロディも良い。「部屋を飾ろう コーヒーを飲もう 花を飾ってくれよ」って歌詞も良い。この曲の「悲しみの果てに何が〜」のメロディ聴くと無条件で泣きそうになる。1:37〜「オーベイベー!」良い。宮本さんの声ずるい…声のパワー。
3.かけだす男
乱暴な感じで、勢いよく歌っていても言葉の一つ一つがちゃんと届いてくるし宮本さんにしかない温かさがある。なんだこの切ないメロディは…。「Baby Baby」のリズムが気持ち良い。演奏がずっと格好良い。2:00〜好き!ベースとドラムに耳を澄ましていたら気持ち良くなる。
4.孤独な旅人
優しいギターの音。このアルバム基本的にずっと涙が出そうになる。Aメロのメロディめっちゃ好き…。良きタイミングで半音上がるようなメロディ聴くと堪らない気持ちになる。2:00〜熱さと優しさが交互に繰り出される歌声にメロメロ。4:00〜辛い時にこの部分聴いたら前向きな気持ちになれそう。愛を探しに行こう…
5.おまえと突っ走る
ウォーーーー格好良すぎるギター。ピアノが居る…?お洒落。宮本さんってちょこちょこ感情に身を任せた雄叫びを発するけど、格好良い雄叫びセンスがある。絶対真似できない。1:51〜雄叫びとギターのナイスセッション。宮本さんになら「おまえ」と言われても許しちゃうかもしれない。
6.四月の風
この曲知ってる…好き!四月の陽気感じるイントロ。あたたか。アコギの音が素敵だ。優しい声で歌わないで…泣。1:10〜サビ前のメロディでこんなにも良いのに、サビどうなるの…って思ったら「このまま全てがかなうような、そんな気がしてた 明日もがんばろう 愛する人に捧げよう」という歌詞でもう…私は…。どの曲もメロディが良すぎるうえに、宮本さんに歌われることでもっと良くなるから困る。抱きしめてくれるような、優しさに満ちた演奏。明日への活力を頂いてしまった。
7.愛の日々
一気に哀愁。寂しくて悲しい…って思ったら、0:36〜のメロディが爽やかで晴れやかで、感情がジェットコースター。0:53〜「愛の日々よ」の「よ」が突如異次元に高音で「!?!?」ってなった。これ歌える人いるのかな。独特の浮遊感がある。2:42〜ギターソロ、ガッツポーズ。歌詞決して明るい内容では無いのに希望がある。オルガンが居たんだ!
8.うれしけりゃとんでゆけよ
ハードな感じ。ベースもギターも格好良い〜!「帰り着いたら 寝転んで 終わりなんだよ」←自分のことかと思った。0:54〜なんでこんなにもメロディが良いの、もう勘弁してほしい。ずっとウルウルしているから定期的に画面が見えなくなる。2:03〜テクニカルな演奏。ここからずっと格好良い(ずっと格好良いけど)。3:10〜ちょっとワイルドなメロディ好き、弄ばれたい。したたかに笑いとばしたいし、しなやかに愛を語りたい。
9.流されてゆこう
あったか〜い。ガラガラに歌うのも格好良いし、優しくしっとりも深く沁みるし、な歌声。このアルバム聴く前より、元気になっている自分が居る。音楽の治癒力凄い。
10.Baby自転車
とてもロックンロール!ギターの速弾きが楽しい。なんだか懐かしい。1:24〜宮本さんの歌う「Baby」は基本的に格好良いけど、この曲の「Baby」はなんかキュートだな。2:20〜コミュニケーションとインスピレーションの歌い方が耳に残る。3:00〜金属的なギターの音が格好良すぎる演奏。清々しい!
11.OH YEAH! (ココロに花を)
歌い出しゾクゾクする。ギターのアルペジオ切なすぎる。最後の曲がこんなに切ないの…って思ったら0:34〜眩しく力強い歌声、メロディ、それにクラップまで入ってきた。この緩急技に何度もやられてきているけど、一向に耐性が付かない。「Yes」がとても力強くて格好良い。愛するために生きていきます。3:44〜弦の音が気持ち良い。
エレファントカシマシは、1981年から現在まで活動している日本のロックバンド。「エレカシ」と呼ばれている。メンバーはメンバーは宮本浩次(Vo.G)、石森敏行(G)、高緑成治(B)、冨永義之(Dr)。
本作は1996年に発表された8thアルバム。レコード会社に契約を打ち切られ、所属事務所も解散するという災難があり、ポニーキャニオン/FAITHFUL.との契約後初のアルバムとなった。プロデューサーは佐久間正英。アルバムで外部のプロデューサー起用するのは初だった。
プロデューサーの佐久間さんの起用は宮本さんからのリクエストだったらしいです。
インタビューでも「佐久間さんとやったらみんな良くなっちゃったんだよね」と宮本さんが言ってたな…
佐久間さん魔法使いみたい。
エレカシが大好きなメンバーがRAYには居るのですが、エレカシのインタビューが載っている「ROCKIN'ON JAPAN」を見せてくれて、すごく勉強になった…!
そのメンバーはエレカシや宮本さんソロのライブにも行っていたり、自身の生誕ライブでは「四月の風」を弾き語りするくらい、エレカシが大好きなんです。
だから、このアルバムに入っている「四月の風」を聴いた時、その時の歌声とか幸せな気持ちを思い出して余計にウルウルしてしまった〜!
それにしても宮本さんの歌声には強烈なパワーがある。
これまでエレカシをあまり聴いてこなかったこともあり、直立不動で歌う椎名林檎さんと、ありえないくらい大暴れしながら歌う宮本さんのイメージがめちゃくちゃ強かったのですが、確かに情熱的だけど、優しくて、温かい宮本さんの声を聴いて、何度も泣きそうになりました。
どの曲もメロディが信じられないくらい良い。
椎名林檎さんと歌っている宮本さんの様子も、見ると元気が出るので調べてみてください!
引き続き佐久間正英プロデュース編!
次回は JUDY AND MARY の『THE POWER SOURCE』を聴いてみた編をお届けする予定です。
最後まで読んでくださり、有難うございました。
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