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Bob Marley and the Wailersの『Live』を聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。

今回はBob Marley and the Wailersの『Live』を聴いてみた編をお届けします。

観客の熱い盛り上がりと一体感、それに応えるエネルギッシュな演奏と頼もしい歌声。

レゲエという音楽の力が伝わる一枚。

ぜひ、読んでみて聴いてみてください!

1.Trenchtown Rock

めっちゃ盛り上がってる…!まさにLiveすぎる。司会?の男性の呼び込みから始まる。Bob Marleyが歌い出した時の歓声が凄い。レゲエのリズム、陽気な気持ちになる。暖かい。コーラスの存在大事。歌詞があまりにも良い。「音楽のいいところは、打った時に痛みを感じないところ」とか「だから今音楽で殴って」と歌っている。わかる、殴られたい…。ドラムとベースの強靭なリズム隊が気持ち良い〜!兄弟なの…!?それはアツい!

2.Burnin' and Lootin'

しっとりとしたオルガンのメロディ。たびたび歓声上がるの楽しい。Aston Barrettの野太いベース堪らない。サイケなギターの音にメロメロになっていく。リズムがひたすらに気持ち良い。Bob Marleyのボーカル表情豊か。ちょっと陰があるメロディのラテンいいな…

3.Them Belly Full (But We Hungry) 

繋がって始まるから本当にライブを観ているみたい。観客の盛り上がり、ずっと良い。陰のあるラテン来た!ビートの重たさ、体動かさない方が難しい。2:00〜ビヨンビヨンなギターソロ。コーラスとBob Marleyの「Hungry man」の掛け合いが耳から離れなくなる。アウトロが妖艶で素敵。

4.Lively Up Yourself

一音目から観客が異常に盛り上がり出した。この曲はめちゃくちゃ人気なのかもしれない。太陽さんさんレゲエ。「レゲエで踊って、元気出せ」みたいなことを延々と歌ってくれるから元気出てくる。歌声のパワー。観客ずっとざわついてる。3:50〜何が起きてるのか分からないけど、ずっと同じ演奏してるのにちょっと盛り上がる。オルガンの絶妙な存在感いいな。

5.No Woman, No Cry 

観客の「ア〜〜(これこれ…泣)」みたいな声がなんかリアル。メロウな曲。美しいメロディと優しくと頼もしい歌声に心が穏やかになっていく。シンガロングが発生。女性との別れを歌っている。3:30〜サビで「Everything's be all right」と歌う曲は名曲で間違いない。4:00〜間奏のギターのメロディ泣きそうになる。心が洗われる時間。観客の拍手につられて、拍手しそうになる。

6.I Shot the Sheriff

Eric Claptonのカバーでも知られている曲。オルガンのメロディが切なクールで好き。お洒落。歌声が悲痛で切ない…!と思ったら、やり切れない差別に苦しんでいた。3:15〜このオルガンのメロディ好きすぎる。ラテンに色んな色があって面白い。ベースに耳を澄ますと、スマートな立ち回りをしていて恋。終わり方もオシャ。

7.Get Up, Stand Up

このアルバムの間、ずっとこのリズム聴いてるけど体の揺れが収まることを知らない。ずっしりベース。ギターとオルガンの浮遊感どの曲も良い。ブレないドラム、絶大な安心感がある。繰り返し、繰り返し「権利のために立ち上がる」と歌っている。楽しげだけど、差別問題に斬り込んでいく内容が多い。4:15〜この掛け合いめっちゃ盛り上がっていて混ざりたい。「ワヨ〜〜ィ!!」って一人で叫ぼうかな。Bob Marleyのカリスマっぷりが全開。フェードアウト寂しい…


本作は1975年に録音・発表されたライヴ・アルバム。1975年7月のロンドン公演が収録されている。

Bob Marley & The Wailersは1963年から1981年の間に活動していたバンド。もともとはThe Wailersという名前で、Bob MarleyとPeter Tosh、Bunny Wailerの3人組コーラスグループ
として結成された。

Aston Barrettは、1960〜80年代に活動していたジャマイカ出身のレゲエベース奏者。Bob Marley & The Wailersでドラムを演奏するCarlton Barrettとは兄弟。レゲエにおける、ベースの役割を確立させた第一人者だと言われている。

ベースのAston Barrettの愛称が、色んな女性との間に52人の子供ができたために「ファミリーマン (Family Man)」 と呼ばれているのめっちゃ面白い…

52人ってどういうこと…そんなこと可能なのですか…?

それはさておき、「レゲエ」という音楽のリズムを生み出す上でAston Barrettのベースと、Carlton Barrettのドラムの存在は大きかった!兄弟というのがまた素敵。

カリスマ的オーラをぶっ放していたBob Marleyの歌声のパワーも凄まじかったです。

歌詞も相まってすごく元気出ました!

観客が「ア〜〜〜泣」って声が出ちゃうのわかる。

レゲエをあまりちゃんと聴いてこなかったけど、レゲエ、気持ち良かったです。あのリズムが体に染み付いているぜ……

そして今回でベース編は一旦ラスト!

次回からはドラムヒーロー編にいきます!!

次回は Tool の『Lateralus』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに…!

最後まで読んでくださり、有難うございました。


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