The Charlatans の『Between 10th and 11th』を聴いてみた編
こんばんは、内山結愛です。
今回は The Charlatans の『Between 10th and 11th』を聴いてみた編をお届けします。
うねるダンサブルなリズムと、揺れるサイケデリックなギターサウンド。
鮮やかなオルガンと甘いボーカルで現実を曖昧に溶かしていく一枚。
是非読んでみて、聴いてみて下さい!
1.I Don't Want To See The Sights
ウォーーイントロからギターめっちゃ格好いい…!!うねるような浮遊感もある。シャキシャキしてるタンバリンが愉快。3:21〜ギターソロ、ギラギラで素敵。
2.Ignition
不思議なピコピコ音から、オープニング感ある格好良いギターが入ってくる。微かに宇宙を感じる…宇宙なのか?音がどんどん厚くなっていく。1:26〜やっぱり宇宙。確かに宇宙。ギターのエフェクトの音…?空間の中での音の震え方凄い。
3.Page On
ギターの「ピー」って音繋がって始まるの、大好き。サイケデリック。サウンドは毒々しい世界観を纏っているのに歌声が絶妙に甘くて、そのバランスが最高。ギターがうにゃんうにゃん。間奏、このまま自分もうにゃんうにゃんになってしまいたくなる。気持ち良い…
4.Tremelo Song
キーボードがイケイケなイントロ。疾走感。妖艶なダンス。高まるリズム。早速クセになる。1:16〜ギターが突如勢いよく入ってくる所好き。サイケなR&B。ダンサブルで怪しげ。このリズムが刻まれ続ける間は体を小刻みに揺らしてしまうから凄く危ない人になってしまう。
5. The End Of Everything
繋がって始まる。ギターがレーシングカーみたいな音を出している。ワイルド。音の歪みの中に取り込まれたい…。低体温なボーカル。2:34〜急に元気ハツラツで明るくなるからビックリした。3:11〜またワイルドな雰囲気になるけどベースが格好良すぎてまたビックリした。テンションの上下激しい。
6. Subtitle
電子音の世界。静かで壮大なエレクトリカルパレード。歌声も抑え気味…というか遠くで聞こえる。1:47話〜ギターが入ってきたと思ったら、強めのビートで重たく殴ってくる。ダウナー。抽象的な世界観。
7. Can't Even Be Bothered
謎の物音。ギターは怪しげに震え、ドラムはビシビシ。声を潜めるボーカル。ここまで全てが怪しい。1:07〜感情のプチ爆発、めちゃ良い。2:16〜立ちくらみするような目眩サウンド、気持ちが良い。抑制と爆発を行き来している。
8. Weirdo
硬質なコンクリートサウンド。斬新なオルガン。ビートがしっかりしてる。トリップしてしまう。音震えすぎ。2:06〜ギタースーパー格好いい。2:14〜これは絶対どこかにワープしてる。複雑なベースラインがセクシー。耳で追うの楽しい。3:15〜ギターバトル開幕。
9. Chewing Gum Weekend
ギターバトルから続いて始まる。穏やかなテンションの上昇。ブチ上げサウンドじゃないのに、心の中のクラブ(想像)で無心になって揺れてる自分が居る。2:49〜うわ〜飲み込まれる〜。サイケサウンドブチっと終わらせて穏やかなテンションに戻る無常さが良い。
10. (No One)Not Even The Rain
軽快なドラム。寄せては返す波のようなギターが綺麗。ボーカルのエフェクト、またもや目眩に襲われてるようなふわふわ具合。ずっと同じテンションが続いている。最後の曲のおとなしさ、終わるの寂しくなっちゃう。3:30〜最後の最後で耳を弄び始める。最後の最後で何かを破壊し終了。
The Charlatans は、1988年に結成されたイギリスのロック・バンド。バンド名の候補は、 「The Law Lords」と「The Charlatans」と2つあり、コイン投げをして、後者に決まった。
本作から新しいギタリストを迎え、ギターをよりフィーチャーした作風らしいのですが、確かにギター格好良かった…!一曲目から「ウォーー」とか言ってしまっている。
個人的にボーカルの歌声とオルガンがとっても好き!
アルバムによって結構作風が異なるみたいなのでチェックしたいです。
あと、ジャケ写のバナナも好き。
今回手に入れたのは Deluxe Edition バージョンだったので、レビューしたのはオリジナル音源のみですが、ライブ音源も聴いてみたら、必ず曲始まる前に観客の昂った雄叫びが聞こえてきて良かったな〜
ライブ音源はその場の興奮も伝わるので最高!
そして、いよいよマッドチェスター攻めは一旦ラスト!
次回は Inspiral Carpets の『Life』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに…!
最後まで読んでくださり、有難う御座いました。
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