IRON MAIDEN の『Powerslave』を聴いてみた編
こんばんは、内山結愛です。
今回は IRON MAIDEN の『Powerslave』を聴いてみた編をお届けします。
ハモるツインギターと多彩で存在感抜群のベース、パワフルなハイトーンボーカル。
ヘヴィメタルの王道的一枚です。
ぜひ、読んでみて聴いてみてください!
1. Aces High
「撃墜王の孤独」という邦題凄い。戦いが何らかのレースが始まりそうなイントロ。と思ったら本当に第二次世界大戦を背景にして、イギリスとドイツの戦闘機の空中戦を歌っている曲だった。ツインギターのハモリがギラギラしていて格好良い。ボーカルヤバい、声が高くてパワフルでマッスルしてる。1:11〜ここのギター好き。 2:26〜ギターソロに耳が釘付け。キレッキレ。疾走感気持ち良い〜!一曲の満足感が半端ではない。
2.2 Minutes To Midnight
「悪夢の最終兵器(絶滅2分前)」、またもや邦題が強い。ザ・ヘヴィメタルなジャギジャギギターリフで始まるの高まる。硬い。ノコギリとかチェンソーの刃。1:15〜圧倒的歌唱力。情熱的なメロディーに燃える。何かしらを頑張りたくなる前向きなパワーがある。ベースもかなり動き回っている。2:50〜凄い、ギターソロ、凄い、王。壮大な展開。ギターのメロディ泣かせにきてる。4:00〜ァア゛!ドラムもいいね!ボーカルがド迫力だから、生で聴いたら体揺らすのも忘れて口開けて硬直しそう。最後までスピード感溢れている。
3.Losfer Words
攻撃的…素敵。ベース、テクニカルすぎ…?ツインギターとベース、ドラムの絡み、ずっと聴いていたい。待ってベースが本当に凄い。インスト曲はご褒美。リズムと展開がコロコロ変わるから夢中になって聴いちゃう。2:14〜良い〜良い〜。幽霊館な(?)ミステリアスな雰囲気のメロディ、貫禄ある。バリカタベース、ラブ。起承転結がしっかりしている。
4. Flash Of The Blade
邦題の「殺意の閃き」怖すぎる。歌詞の内容も確かに不穏。基本的に閃いちゃダメなものないけど殺意はダメ…。ギターリフからもう緊張感ある。あんなに高音を出していたのに、Aメロめっちゃ低音で歌っていてさらに怖い。サビで一気にスパーンと高音突き抜けるの、ずるいな。 1:47〜明るいのか暗いのかよくわからなくてそれもなんか怖い。2:00〜間奏のツインギター息合いすぎて双子。ゴシックでクラシックなフレーズ怖格好良い。
5. The Duellists
「誇り高き決闘」の邦題通り、歌詞ずっと闘っている。。ザキザキと斬っていくギターリフ。独特な跳ね感と奇妙な言葉のリズム、メロディが耳にこびりつく。高音ビブラートに平伏したい。1:45〜ギターのヤバ指さばき。小刻みな速弾き、どうなっているんだ…。ギターリフとベースのアンサンブルが無敵。半分以上間奏(?)で凄い。好きなだけ味わえる。食べ放題。
6.Back In The Village
誰もが憧れてしまいそうなギターヒーローオーラがぶっ放されている。イントロから惜しみない。でも、ベース本当に凄い。1:54〜歌声が凄すぎる。「ヒャァア〜〜〜〜⤴︎(鬼ビブラート)」ってやつができたら、めっちゃストレス発散できそう。2:44〜「ツインギター格好良い〜!と、「えちょ…ま、ベースさ…」の気持ちがせめぎ合っておかしくなりそう。ギターヒーロ編なので見逃してあげているけど(?)ベースヤバい。最後の「Back In The Village!!」連呼の畳み掛け最高。
7.Powerslave
パワースレイヴ〜死界の王、オシリスの謎〜
アルバムのタイトル曲。古代エジプトをテーマにしてるのがよくわかるメロディ。初っ端から悪魔が地上に降りてきてる。荘厳。ベースがいつもすぐそばで手招いている。油断ならない。ギターの疾走感、爽快。2:55〜ギターの哀愁アルペジオ。何が起こるの…!メロディアスなギターソロ。3:59〜展開めっちゃ変わった。ツインギターとベースずっと絡んでいて欲しい。ノイジーでアグレッシブなギター、聞き応えしかない。最後のボーカルの歌い上げが凄まじい迫力。この世は貴方のものだ…
8.Rime Of The Ancient Mariner
13分もある…!?13分超えの「暗黒の航海」ちょっとビビっちゃう。ギターが馬。ボーカルの圧倒的王っぷりが終始炸裂している。ギターとベースが同じメロディを器用になぞるフレーズ好き。2:35〜鬼気迫るボーカルの言葉のリズムと圧が好き。壮絶な航海を歌っている。4:21〜腕も指も本当に疲れそう、凄すぎる。5:22〜急な静寂めっちゃ恐ろしい。ヒソヒソ声で語りかけてきて、食べられそう。7:56〜まだ怪しさはあるけど、突然視界が晴れて爽やかな空気。9:17〜絶品ギターソロ…美味しい…(ギターソロ食べないで)。10:44〜奇妙で疾走感あるフレーズからテンポダウンしていくの体がウワンウワンして気持ち良い。終わり方なんだか切ない…
IRON MAIDENは1975年に結成され、1980年にデビューしたイングランド出身のヘヴィメタルバンド。バンド名の由来は、中世ヨーロッパの拷問器具「鉄の処女」。世界で最も有名なHR/HMバンドの一つと言われており、1980年代にイギリスで流行した「NWOBHM」(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘビーメタル)の代表格。 アルバムの総売り上げは、1億枚以上を記録。本作は1984年に発売された5thアルバム。参加メンバーはSteve Harris (B,Vo)、Bruce Dickinson(Lead Vo)、Dave Murray(G)、Adrian Smith (G,Vo)、Nicko McBrain (Ds)。
今回ギターヒーロー編ではあるけど、ベースがすごく目立っていて引っ張っていて、格好良かったな〜!
ツインギターの絡みも、ギターソロも興奮しました。ザ・ヘヴィメタルなギター聴くと「ウェ〜〜〜イ」ってなってしまう。
メインで曲を作っているSteve Harrisが、YesやGenesisなどのプログレファンで、影響を受けていると知り、複雑な曲の展開と長尺っぷりには納得でした。
このアルバムはジャケットも最高!
デビュー時からのバンドのキャラクターとして、アルバムやシングルのジャケットに常に登場する通称エディこと、Eddie the Head。
バンド名恐ろしすぎるのに、キャラクターとか作っちゃうんだ…と勝手にギャップにやられました。
ライブのステージ上に巨大なエディが出現することもあるとか…!そんなのめちゃくちゃ見たい!
そして、ここまで続いたギターヒーローシリーズは次回で一旦ラスト!
次回はMichael Hedgesの『Aerial Boundaries』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに…!
最後まで読んでくださり、有難うございました。