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Elvis Presley の『Elvis Presley』を聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。

今回は Elvis Presley の『Elvis Presley』を聴いてみた編をお届けします。

溢れ出るエネルギー、セクシーでワイルドな歌声と腰つき。

キング・オブ・ロックンロールの地位を駆け上がったElvis Presleyのデビュー作。

ぜひ、読んでみて聴いてみてください!

1.Blue Suede Shoes

勢いの良く歌声と演奏が入ってくる。アップテンポでリズミカルに弾んでいる。0:38〜間奏のギターめっちゃ楽しい。1:10〜「ah」とか「oh」とか「yeah」で滲むカリスマ性。1:50〜裏声への持っていき方凄い。ヒーカップという歌い方らしい。音程のずらし方も、リズムの揺らし方も心底音楽を楽しんでいないとできないやつだ。グルーヴィー!一曲が短すぎる!もっと聴かせて!

2.I'm Counting On You

夕優雅。穏やか。小刻みなビブラート。声が良い…。普通に聴いていたけど、これ70年近く前の音源なのヤバい。甘いメロディ。ピアノの音。「パパパパーン」ってコーラスの幸福感。暖かくたくましい歌声に包まれる。

3.I Got A Woman

一曲目にも感じたこのスピード感、楽しくなっちゃう。こういう曲調、カウボーイと馬が頭に浮かんでしまう。歌声のエフェクトなのか、音質なのか、音の響き方が面白い。やけにサイケデリック。2:12〜ここで曲が変わったかと思った。不思議な展開。

4.One-Sided Love Affair

ノリノリで歌っている姿が、歌声だけで想像できてしまう。ピアノの弾けっぷりも可愛らしくて楽しい。1:27〜ここからの歌のリズムと抑揚の付け方、誰にもきっと真似できない。愉快で愛に溢れた「与えよ さらば与えられん」みたいな歌詞、素直でいいな。

5.I Love You Because

口笛。ゆったりR&B調バラード。歌声ももったりしている。甘い…!この曲調、このメロディ、この歌声で「I Love You」と歌うのはとろけてしまう。それにしてもどの曲も短い…!

6.Just Because

言葉のリズム感、跳ね感にノリノリになる。低音がダンディー、良い声すぎる。パーカッションがカチャカチャ騒がしいから楽器の数少ないのに、賑やかな感じがする。早送りしているようなアップテンポ感。なんかしらのパーティしたくなる。

7.Tutti Frutti

「Tutti Frutti」という言葉の響きと語尾の上げ方好きすぎる。ロックンロールしている。おしりフリフリしながら楽しげなステップかましたい(?)ドラムの音が軽い。またしても早送りでもしてるのかっていうくらいのスピード感。1:46〜語尾の上げ方、裏声への持っていき方にヨーデル感ある。あっという間に終わる。

8.Trying To Get To You

まったり。タイトルは熱い。オレンジ色している。アップテンポとまったりの緩急がエグい。0:50〜ここの歌い方好き。ギターの音の輪郭不鮮明で幻想的。

9.I'm Gonna Sit Right Down And Cry (Over You)

声の揺らし方が独特。タイトルを連呼している時のメロディがやけに耳に残る。ギターの音が丸くてポロンポロンしていて可愛い。1:34〜楽器たちだけ音質が変わる。ドラムに何かが起こっている。急なフェードアウトで終わるのちょくちょくあってジワジワくる。

10.I'll Never Let You Go (Little Darlin')

ウトウトしたらきっと気持ちいいだろうな…というギターと子守唄みたいな声で歌うElvis。寝ちゃいたい…。細かく音を刻むギターが心地良すぎる。1:52〜起きた。急に躍動感ある。声が反響しまくっている。

11.Blue Moon

ミステリアスな雰囲気。静かで音が特に少ない。ほぼ歌声だけで成立している。1:00〜裏声も高音も綺麗。またもや眠ってしまいたい。ポコポコ鳴っているのは何の音なんだ。

12.Money Honey

どの曲もピアノが生き生きとしていて楽しげで最高。0:20〜裏声への切り替え方凄!「Money Honey!」って歌った後の「ンッフフッ!♪」が可愛い。1:06〜なぜか日本を感じた。手遊び系の歌にありそうなメロディ。これカバー曲なの…!?自分のものにしすぎでは!?凄…


Elvis Presley(1935年-1977年)はアメリカ出身のロック歌手。史上最も売れた音楽家の一人と言われており、「キング・オブ・ロックンロール」とも称されている。1977年8月16日、42歳の若さで死去した。黒人の音楽であるブルースやR&Bと、白人の音楽であるカントリーミュージックを融合した初期Elvis Presleyのロカビリースタイルは、深刻な人種問題があった当時のアメリカでは画期的なことだったと言われている。
本作は、1953年にリリースされたデビューアルバム。邦題は『エルヴィス・プレスリー登場!』。



Elvis Presleyはこれまでちゃんと聴いたことがなかったのですが、映画『ELVIS』が公開された2022年は凄く話題になっていたな〜!

その映画のCMでも、Elvis Presleyに扮した俳優さんがステージ上でめっちゃ腰をくねくねさせていたのが印象的。

でも、当時深刻な人権問題を抱えていたアメリカでは、Elvis Presleyの音楽が、Elvis Presleyのパフォーマンスが色々な規制を受けたり、中傷や批判の的となったり…

あるショーでは警察がショーを見張っていて、下半身を動かすと逮捕されることになっていたとか…!どんだけ〜〜!!下半身がダメなら…と小指を動かしていたのは可愛い。

↓これは良質なくねくね、この時代の動画が残っていることも凄い

音楽だけじゃなく、そういうセクシーなパファーマンスや、髪型からファッションに至るまで当時の若者たちに沢山の影響を与えていた存在。流石キング・オブ・ロックンロール!

Elvis Presleyの大好物だったと言われているピーナッツバターとバナナとベーコンのサンドウィッチ(「エルヴィスサンド」と呼ばれているらしい)めっちゃ食べてみたい!美味しそう…♡

あと映画『ELVIS』も観てみたいです!

この世にはカリスマシンガーがまだまだ居るので、カリスマシンガー編まだまだいくよ〜!


次回は Queen の『A Night at the Opera』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに…!

最後まで読んでくださり、有難うございました。

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