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新年、社会人は目の前

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あけましておめでとうございます。

年が明けたことで、自分がもうすぐ社会人になるということへの実感がわいてきました。

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わたしは昔から、新しい環境を迎えることがとても苦手です。

だから、当然のごとく、春から社会人になるという事実は、わたしには大きすぎる不安になっています。

なんでこんなに苦手なんだろうと、毎年考えては答えが出るわけでもなく、時間に抗えるわけでもなく、もがきながら新年度を迎えて。


でもやっぱり、新学期のクラス替えよりも、大学進学よりも、今回の新年度はとっても大きく感じるなあ。

不安です。

自分が選んだ道が本当に正しかったのか。あの心配事はやっぱり妥協しない方がよかったんじゃないか。周りの人と仲良くできなかったらどうしよう。…

不安なことはどんどん、どんどん増えていく。指数関数を習ったとき、不安の増え方ってこれだったんだ…と理解したのも無理がないな。

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「今いる環境の居心地がよく、毎日そこで当たり前のように日常を過ごしている」


これが、わたしにとっての一番の幸せなんだと、最近やっと、気が付くことができました。そして、もしかするとこれが、新年度が苦手な理由のひとつで、これ以上ない答えなのかもしれないと思います。

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でもね、このnoteを書いていて、たった今、気がついたんです。

今いる環境はさ、春に必死で飛び込んだ、その「新しかった」環境なんだよね。そんなこととっくに忘れていたけど、当たり前に、いつの間にか「今いる」場所になっていて、そしていつの間にか、自分のものになっていました。

いつの間にか順応して、かけがえのないものにしているじゃないか。今更ながらに、驚いてしまいました。

忘れっぽい人間は、こんな大切な経験も忘れてしまうのね。
毎年毎年不安で仕方ないけど、それでも毎年ちゃんと、自分のものにして生きてきているみたいです。


冬になると夏の暑かった頃の苦労を忘れてしまって「夏の方がらくだねぇ」と言い合うこともそうだけど、過去は今よりずっとよく見えてしまう。美しい過去と、何も見えない未来を比べるから、やっぱり未来が不安に感じてしまうのだと、そう思います。

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大丈夫。きっと大丈夫。不安が大きいからこそ、沢山聞いて、沢山学べるのだと、そうポジティブに言えるくらいの心持ちに。できたらいいなあ。

きっと、社会人生活もまた、自分の大切な一部分になっていくのだから。


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note、今日はここまでにしようかな。

自分で感じる、言葉の力です。
また少し強くなったなー。

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天使の梯子が見えた日。20220108

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