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玉の間で狙う手役

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雀魂でどの役で多く和了がられているのかを調べた。牌譜屋でデータが公表されているので、各卓ごとに役Xがついている相対的割合[(Aの間での和了のうち役Xが付いていた割合) ÷ (Bの間の和了のうち役Xが付いていた割合) - 100%]を計算した。上の表は、この相対値で並び替えた手役の一覧である。
文字が薄い灰色になっている箇所は、Aの間とBの間での役X率に統計的に有意な差異がなかった箇所である。(ベイズ因子というのが統計的有意性の指標である)

王座 vs. 玉 vs. 金

上級の卓に多い役:三色同順・七対子・門前自摸・赤ドラ・海底・平和
上級の卓に少ない役:染め・対々和・役満・リーチ・チャンタ・イーペーコー

上級卓では、手牌がばれる役や、割に合わない役は減る。非常にわかりやすい。また降りる人が増えるので、自摸や海底が増える。これも非常にわかりやすい。

玉東 vs. 玉

東風戦に多い役:タンヤオ・三元牌
東風戦に少ない役:染め・七対子・小三元・国士無双・平和

東風戦では全体的に役が複合しずらい。速さが正義。字牌は序盤に切られがち。非常にわかりやすい。

おわりに

このような結果になったのは、こういう役を狙うプレーヤーが上級卓に到達できるからなのか、上級卓であがるためにはこういう役でないといけないからなのかは、実際にはよくわからない。実感としては、両方ともある気がする。

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