麻雀を打ってはいけないとき
今回は本当にしょうもない記事です。
麻雀は頭脳スポーツなので、コンディションが悪いときに打つと面白いほど負けます。打つか打たないかの判断は思ったより大事です。
①他に用事があって急いでいるとき。電池が切れそうなとき。
ここで連荘がつづくと困るなぁ、でもそんな理由で押すわけにはいかないなぁ・・・などといったことを考えていると牌姿や河を冷静に判断する余裕を失います。他家はそんなことを考える必要もなく打っているのですから、これは純粋なディスアドバンテージです。もちろん回線切断になって負けても大損します。(100回に1回しか切断しないとしても、ラス率を1%下げるのにどれほどの努力が必要でしょうか。)
②疲れているとき。
疲れていると、前頭葉の活動が低下します。注意力が散漫になり、手牌や河において注意すべきパターンを見逃すことになります。押し引きの判断根拠は単純になり、思考停止の様相を帯びてきます。また、気持ちよく勝ちたいといった感情が優先され、理性的な損得勘定は二の次にされます。
③風呂上がり。飲酒時。
疲れているのが駄目だからといって風呂に入っても駄目です。思ったより思考が弛緩しています。打牌ミスによりシャンテン数を戻したり、危険度を甘く評価しがちです。こんなときは、そのうち何とかなるだろうと安易に考えて、可能性を狭める打牌や不要な鳴きも多くなるのではないでしょうか。
④自分のミスが心に刺さったとき
ひどい凡ミスをしたからなのか、他家に煽られたからなのかわかりませんが、なんであの時こんな打牌をしてしまったんだろうといつまでも考えてしまうことがあります。しかし過去の場面のことなどを考えていたら、今の場況を考える頭の余裕はゼロです。間違えた理由がわかったら、それ以上考えない。そのようにできるまでは再戦すべきでないでしょう。
終わりに
このように冷静な判断力を失った状態をティルトと呼びますが、どのような対戦ゲームでも強者はみなこのような状態を回避することに心を砕いています。冷静でない時の打ち筋はまともでないのですから、負けを今後に生かすこともできません。残った教訓は、「今日は打たなければよかった。」それだけになってしまいます。自分自身をよく観察して、対戦するかどうかからしっかり判断できるようになりたいものです。
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