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Xdefiant クローズドβ 感想

読みはエックスディファイアント。
UbisoftのTom Clancy'sシリーズの新作で、6vs6のFPS。

現在クローズドβ中で、βキーは公式サイトで登録しておけばメールでキーがそのうち届くらしいけど、今のところほぼ配られてないっぽい。
手っ取り早いのは、TwitchのUbisoftパートナーの公認配信を視聴して、β権利のDropsを30分で獲得すること。
気をつけなきゃいけないのは、Ubisoftパートナー以外でもDropsを設定できるが、βキーではなくスキンのみ。βキーがほしいならちゃんとチェックして視聴しよう。


MAP

MAPは2種類に分かれていて、「リニアモード」と「アリーナモード」がある。

リニアモードは、細長いMAP構造になっていて、チームが攻守に分かれて戦闘区域が順次移動していくモードになっている。
ルールは「エスコート」と「ゾーンコントロール」

アリーナモードは正方形に近いMAP構造になっていて、攻守はなくエリアを奪い合うようなモードになっている。
ルールは「ドミネーション」と「オキュパイ」


ルール

ルールについては特に目新しいものはない。
エスコートは車両護衛ルール。OWと同じ。
ゾーンコントロールは攻撃側は車両護衛の代わりにエリアを占領することを目的とする。
ドミネーションは3つあるエリアを奪い合うルールで、オキュパイは一定時間ごとに奪い合うエリアが切り替わるルール。

エリア争奪系のルールが3つあり、それぞれ少しずつ違うけどまあ大体同じ感じ。
どれをプレイしてもほぼ同じ感覚。

エスコートとゾーンコントロールは攻守の概念があるけど、OWのクイックプレイと同様、βでは一回のマッチで攻撃側か防衛側のどちらかしか遊べない。
どちらが有利かはわからないけど、有利不利が偏っていると想像できるので、勝てるかどうかはマッチング運ゲー要素が強いかも。

ドミネーションはA,B,Cの3つのエリアを奪い合うルールで、エリアを占領している時間だけポイントを入手できる。
占領しているエリアが増えればポイントの増加量も上がる。
AとCのエリアはそれぞれのチームのリスポーンから近く、占領しやすいので、自然とBのエリアを奪い合う形になる。

ドミネーションのルールの問題点として、勝敗がほぼ決してからの時間が長いことが挙げられる。
750ポイントを先に獲得したチームの勝利なのだけど、中盤で100ポイントくらいの差がついてしまうと、追い上げるのが困難になる。
獲得ポイントで負けている味方チームがBのエリアを奪取して、A,Bのエリアを占領していても、Cエリアを保持している相手チームは少しずつだがポイントを獲得して750ポイントに先に到達してしまうことが多い。
リスポーンが数秒程度で可能な上に、リスポからエリアまでが近すぎるせいで、A,B,Cのエリアを全て占領するのは非現実的。
しかも、全エリア獲得できるくらいリスキルできるなら100ポイント差なんてつけられずに圧勝しているはず。

そんなわけで、「ああこれ追いつけないな」と思い始めてから2~3分はプレイすることになるので結構キツイ。
ペナルティ次第だけど、実際にサービス開始したらこのルール敗色濃厚で切断されまくるだろうな。


スキル

スキルに関しては8種類の中から選べて、βにしてはバラエティあるかも。
4つの勢力(?)があって、勢力ごとに固有ULT(4種類)があり、1つの勢力ごとに2つのスキルから選べる感じ。4 x 2 = 8種類。

各スキル感想

・ドローン
前方一直線にモロトフをばら撒く。入り組んでいたら使いにくいが、開けた場所でも使いにくい。
局所的には強力だと思うけど、正面に敵がいる状況では撃ったほうが強いので使いづらい。
・焼夷弾
地面にモロトフをばら撒く(?)。あまり使ってないのでわからないけど、自分中心に広範囲にモロトフをばら撒いているのかな?
壁貫通だとしたら屋内で強力そう。
・ULT:火炎放射器
使ったことないのでわからない。

・シールド設置
最強候補。全ルールで必須候補かも。
一方的に弾を通せるシールドを設置できるので、シールドがある限りは負けない。
・盾
デカい盾構える。正面からは足以外狙えないくらい全身を覆える。ただし、射撃不可で、できるのは近接攻撃のみ。
閉所で圧倒的に強いが、横を取られると弱いので使う場所が限定的すぎる。使い方次第なんだろうな。
・ULT:ドームシールド+即死ショットガン
ドームシールドを自分中心に貼って、近距離でしか当たらないが即死させれるショットガンみたいなものを持つ。
自分中心に展開できるドームシールド自体が単純に強い上に、近距離も最強なのでスキがない。
対処方法は遠くからドームシールドを破壊することだけど、味方がいれば迎撃してもらえるのでやはり圧倒的に有利。最強ULT。

・即時回復
使用すると即時HP全回復+一定時間HPが+20される(?)。周囲の味方も同じ効果を受けられるので、ヒーラーとしての役割が持てる。
定点での回復はもう一方のスキルの方が優れているので、こちらのスキルはフランカーが持つのが最適かも。
・範囲ヒール
周囲を継続的に回復し続ける装置を設置する。
回復速度が高速な上に、いつでも回収可能で、回収した場合は6秒間しかクールタイムがないので移動しながら使い回せる。
壊されたら15秒間のクールタイムが発生するが、他のスキルと比べたらクールタイムは短いし、そもそも壁越しにも範囲回復可能なので、敵に見られない位置に装置を置けば問題ない。
あまりにもクールタイムが短すぎるせいで最強候補かも。
・ULT:最大HP上昇
周囲の味方含めて最大HPが200になり、すぐにHPを200まで回復する。発動中ずっと回復しているわけではないのかな?いくらHPが200あっても、溶けるときは溶ける。
タイマンだとまず負けないくらい強力で、味方と合わせることができれば戦況をひっくり返すことができる強力なULT。一人で使うのは少しもったいない。

・透明化
動くと透明でもうっすら見えるようになるので弱い。撃たれたら透明化解除されるので、弾幕が張られている場所に出ることはできない。
射線理解が進んでいない現状、わけわからないところから撃たれるのを防止する効果はあるかもしれないけど、過信は禁物。
そもそも射線理解が進んでいないということは、透明化がなくても敵の横を取るのは容易である点も、このスキルの有用性が低い気がする。効果時間が長めなのは良い。
・索敵
壁越しに敵が見えるスキル。みんな足音ドタドタなので壁越しに見えなくても敵に気付くことはできるかも。乱戦状態だと役に立つ?
・ULT:使ったことないのでわからない。

シールド設置するスキルと、回復2種がULT含めて強力なのでそれ以外は要調整かも。


その他

武器に関しては現実の武器名で懐かしい感じがして良い。
ほとんど使ってないけど、SMGのMP7が屋内最強すぎるので要修正かも。
M4A1は安定して強いが、往年のFPSと同様、これを強めの安定武器として他を尖らせる調整するのが良いと思う。


まとめ

総合的に、新鮮さがほぼない。
懐かしい感じがする。
OWをひたすらに漂白して昔ながらのFPSに近づけたらこんな感じのゲームになるだろうな。

年齢層が高めになりそうだし、ヒットするには若年層に昔ながらのFPSの風味が逆に新鮮だと思われるかどうかが肝要な気がする。



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