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それで幸せになれるのなら自分は平気で人を傷つける
なんでもかんでも時間が解決してくれるなら
関わる人との価値観が最低でも70%は必ず合っているのなら
酔っ払ってその日の記憶飛ばすついでに過去の嫌な思い出も飛ばしてくれるなら
聞きたくないことは勝手にミュートがかかる機能があるのなら
人を愛することよりも自分を愛することの方が簡単だったなら
汚れたあなたを綺麗と思えたなら
もうやめにしようか なんて思わずに済んだのだろうか
時間が過ぎるのなんてあっという間だ
幸せな時間なんてあっという間に感じてそうじゃない時間はその何倍も長く感じる
でもなぜか、最後にあった時は昔と変わらずしあわせに思えたというね
昔の恋人と「好きだからこそもう別れよう」みたいな話になったことがある
その時は、好きなら一緒にいればいいのに別れる理由がまったくわかんない と心から思ってた
けど今ならその考えがちょっと分かった気がする
お互いほんとは感じてたんだよ。
だからこそあそこで「また帰ってきたら会える?」なんて言って欲しくなかった。
「もう会わない方がいいっしょ」と言った時自分は普段の冗談まじりのような感じでうまく笑えてただろうか
会ってから解散するまで自分はどこか冷たく壁がある、という雰囲気を作れていただろうか
あの人との新宿西口のロッカー前の待ち合わせは忘れられないけど
あなたとの品川駅空港行きのホームでの別れも忘れることはないんだろうな
重く考えすぎだって?
こんな時くらいいいじゃん。感傷的になってる時だってだってあるよ人間味あっていいじゃないか。
多分もうあなたに優しくすることはできないしどんなに自己中だろうが自分のしたいことをしていくし、もしかするとこのことをいつか笑い話にしてしまってるかもしれないけれど
そんなに自分は心が綺麗じゃないし素直じゃないし。
喜びも悲しみもすべて飲み込もう
あなたの涙ではもう僕は泣けない
自分自身に泣かせておくれ
「まさにお互い無駄な時間過ごしたけど、最高に楽しい時間の無駄遣いだったね」
笑っちゃうくらいくさくて遠回しな言い方を最後に残しちゃって
でも最高に忘れらんない
マイナスな気持ちを抑えるためにできすぎなくらい引きつった笑い方をしたその時の自分を思い出して最高に笑ってます
また後世。