仕事ができる人になる為には!?
仕事ができる人になるためには、仕事にどう向き合えばよいのか?
「いつやるか?今でしょ!」のセリフでお馴染みの林修さんの、仕事に対する向き合い方を紹介します。
紹介する本は
「林修の仕事原論」
です。
林修さんは東進スクールの看板講師。
CMに出演した際の「いつやるか?今でしょ!」のセリフでブレイクした後は
テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けています。
今日はそんな一流のプロフェッショナルの仕事に対する向き合い方を紹介します。
勝負できる場所を見つける
当然ですが仕事ができる人になるには、一流を目指すところがスタートとなります。
一流になるには仕事で抜きに出た成果を残さなければなりません。
では抜きに出た成果を残すためにはどうすればいいのか?
「正しい場所で正しい方向で十分になされた努力」を行うことです。
特に大切なのが
「正しい場所に立つこと」です。
正しい場所とは
自分に適性があり、勝てる場所だと認識し、その技術やサービスに対して払われるお金に責任をとれる場所を指します。
80点ではいけません。
仕事とはもらったお金に対して責任を取れているとは言えないからです。
プロである以上、100点でなければなりません。
100点でなければ成果を上げたとは言えないのです。
自分を客観的に評価する
成果を上げるには成長が必要です。
成長するために必要なことが
「自分を客観的に評価し、反省し、改善を行う」
このサイクルを何度も回すことです。
残念ながら自分を客観的に評価できる人はほとんどいません。
人間は自分に対して、周りの評価よりも若干高めに評価する傾向があるという研究報告があります。
それでは成長サイクルを回せません。
客観的な評価はどこから手に入れればいいのか?
実は仕事を通しての評価は意外と客観的で正しいことが多いのです。
なぜなら評価者が自分の利益を最優先するため、正しく客観的な評価ができるからです。
仕事関係、特に上司の評価を真摯に受け止める。
自分と他人の意見が分かれた場合、まず一度自分の意見を否定してみる。そしてじっくり検証してみる。
これを実践できれば、今までよりも正しく客観的に自分を評価でき、成長サイクルを回せるはずです。
逆境をチャンスに変える
仕事である以上、不満を言いたくなる場面は沢山あります。
会社の人間関係を考えてみましょう。
松下幸之助はこう言っています。
「悪しき主人に仕えたら勉強になる」
組織には必ず自分と相性の悪い相手や能力的に疑問符のつく人がいます。
そのような人が上司になってしまうことがあります。
そのような時に
どんな距離感でどういう人間関係を作るか考え、実行し結果を出す人が優秀な人なのです。
逆境をチャンスに変えて、知恵を巡らし工夫してみましょう。
真の人脈を作る
真の人脈とは期待値を超える気概で仕事をして築いた人脈であり、信頼関係で成り立っています。
真の人脈は仕事を通してしか広がりません。しかもうまくいった仕事を通して広がっていくものです。
では仕事でどうすればそのような信頼関係が築けるのか。
相手の期待値を超える仕事をして真の感謝を得ることです。
「えっ?そこまでやってくれるんだ」という領域まで飛び込むのです。
相手の期待値通りでは最低限です。
そのような気概で仕事をしていると、真の人脈から不思議なくらい自分にリターンが戻ってきます。
よい習慣を手に入れる
習慣が人生の質を決めます。
よい習慣を積み重ねれば人生は充実するし、悪い習慣を続けていれば質はどんどん劣化します。
よい習慣を手に入れるためにはどうすればよいか?
時間を管理する意識を持つことです。
「この一週間はこういうふうに過ごしていこう、その中ではこんなトラブルが起きるかもしれないー」
このように予測し、対策を立て、一週間を支配する、管理下に置くという意識を強く持つことです。
真剣に一週間を過ごせば
自分の中でペースの上がりやすい時間、上がりにくい時間が分かります。
これを4回繰り返せば、1ヶ月頑張ることができます。
そこまで続けられれば半年、一年と同じことを続けられるでしょう。
時間を管理し
惰性のコミュニケーション
携帯をいじる
このような習慣を排除しましょう。
いかがだったでしょうか?
参考になる部分はありましたか?
僕は「実は仕事を通しての自分の評価は意外に客観的で正しい」という箇所にハッとなりました(笑)
なんで上司は僕を評価してくれないんだ!
と嘆くことは多いので、しっかり反省したいと思います(笑)