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業界意見陳述#1(2024.8.7)

久方ぶりのポジティブな薬価制度改革のあと、初めての業界意見陳述がありました。令和6年度診療報酬改定の附帯事項を受けての、ドラッグラグロス問題への取り組み状況についての報告に注目が集まりました。

各団体からのプレゼンテーション資料はこちら(日刊薬業関連記事 その1その2)。

先発品を代表する団体がドラッグラグロスに対する意識変化についてアンケート結果を紹介するなどしましたが、具体性や実績に欠けると各側から不満の声が上がりました。業界としてはそんなすぐに目に見えた成果が出てこないといいたいところですが、成果の出る前からさらなる果実を求めたのが不評を買ったのでしょうか。

成果の「見せ方」について、もう少し何かしら工夫はできなかったものかしらと思ってしまいます。小児・オーファンの実績も早速出始めてきているように思いますし、ラグロスの根幹にある「ビジネスケースやってるけど箸にも棒にも引っかからない問題」について提起してもよかったかと。じぶんところの経営者にアピるのと同じ感覚で、資料作りに精を出していただけたらw



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