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25年度改定、対象品目拡大も視野に  大来主計官、新創加算の累積額控除にも照準(日刊薬業20240905)

毎度おなじみの主計局主計官(厚生労働担当)へのインタビュー記事。

私どもは薬屋の観点で拝読してしまいがちですが、国民患者の一人として読むとまた違った感想を持つことができます。

”その昔”骨太で合意されたのは「国民患者負担の軽減」なんですが、アリの一穴でどんどん拡がろうとしている保険外併用療養制度は完全に患者自己負担の拡大で、なんかおかしくね?と言いたくもなる。今回は彼らのほうも物事の一面しか見ていないのではないかと思うときがあります。保険料の引下げとセットで提言してくれると患者国民としては大変ありがたいww

【保険給付範囲に対する考え方】

  •  医療上のメリットの小さい薬剤(高額薬剤で費用対効果の乏しいものを指すか) → 保険外併用療養制度、民間保険でカバー

  •  OTC類似薬 → 対象品目を拡充、給付率下げ/一定額追加負担などでカバー

※中間年改定に関してはこれまでと主張が変わらず新味に欠けるのでスルー


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