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条件期限付承認、保険外しは「制度が死ぬ」FIRM・加納委員長 再生医療サポートする施策必要、「財布はひとつか」(RISFAX20241015)

ほんそれな。超高額薬剤を本承認前に保険外併用療養費制度で運用するなんていったい誰がアクセスできるんや。アプリ仮承認と同じ考え方で、と主張した委員は、難病患者さんの生の声を聞かれたことはあるのだろうか。

ここでアクセスを担保するために考えられる施策として記事中にあるような”民間保険の活用”は一つの選択肢。ただ、ハイリスクな方だけが入る保険って成り立つのか。やはり英国の”Cancer Drug Fund的な疾病基金”にお金をプールするやり方が最適ではないかと先日も仲間内で語ったところ。政府・保険者が拠出するもよし、メガファーマから売上高に応じて拠出をお願いしてもいい(薬価差をここに充てていいくらい)。ただ、その前に「社会保障制度のあり方」「保険償還範囲のあり方」についてもっともっと国民的な議論を巻き起こしてほしいものだ。

イノベーションへの投資と国民皆保険制度の持続。大きなビジョンがあってこそ、あるべき姿が見えてくるし、議論できる。

軍事、インフラ、防災復興、、、これらすべての課題を国で行うにはもっともっと国民が稼いで担税力を上げるしかない。啓発や教育、提言と議論、どれもとても大事だと思います。

条件期限付承認、保険外しは「制度が死ぬ」
FIRM・加納委員長 再生医療サポートする施策必要、「財布はひとつか」


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