sakura

本と映画とラジオと美容とコーヒーと川谷絵音が好き。 カエルが嫌い。 “好き”で日常を相殺して生きてます🥀 文章を吸って吐いて生きていきたいし、そんなことばかり書いています。 “女性の生き方”について、息をするように考えがち。

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本と映画とラジオと美容とコーヒーと川谷絵音が好き。 カエルが嫌い。 “好き”で日常を相殺して生きてます🥀 文章を吸って吐いて生きていきたいし、そんなことばかり書いています。 “女性の生き方”について、息をするように考えがち。

マガジン

  • 映画エッセイ文

    読書エッセイ文という謎ジャンルを生み出してしまったので、この際映画エッセイ文も作らせてください。

  • 読書エッセイ文

    読んだ本のあらすじ・感想というより、本を読んで思ったことや考えたことたち。あれこれって読書感想文っていうより読書エッセイ文だね。

最近の記事

たまたま

週末、学区の体育会主催で地域のスポーツイベントがあった。 あくまでも主催は学校ではなく地域。でもそのお知らせの配布や出欠の提出先は学校で、振替休日はないもののイベント自体は学校から4月に配布される年間行事予定表にも書かれている。 参加率どのくらいの、どの程度の規模感の行事なのか、どのくらいの優先度に置くべき予定なのか、とても疑問である。 ちなみに、子育てをしているとこういうことはとてもよくあるように思う。 わたしはママ友が多くないタイプなのと、わからないことをわからない者同

    • 『虎に翼』が残り12回なので

      あと…12回…! わかっていても信じられないというか、信じたくないというかずっと見ていたいというかずっとやってくれというか。 そんなかんじです、日々。 ヒロインが決まるたび関心は持っていたものの、今回初めて見る習慣ができた朝ドラ。 きっとそういう人は今回すごく多いと思う。 リアルタイムで感想実況しながら見るのは、8:16~の一日をみんなと感想を喋りながら過ごせるところまで含めてとても楽しいのだけれど、平日朝8:00~8:15というのは、毎日のリアルタイム視聴がなんとも難し

      • 正しさはわたしを救えなかった

        昨晩、併読していた本を2冊読み終えた。 読書中、心に残った言葉をiPhoneの純正メモに書き留めているわたしは、本を1冊読み終えると、そのメモのタイトルを変更する。 読書中は「0000」だったものを、昨日は「0804 不器用で / ニシダ」と「0804 水中の哲学者たち / 永井玲衣」に。 そして次に積んでいた本を手に取る… 前に誤操作でふと開いてしまった2019年の読了メモをまとめたフォルダ。 そこに並んでいた作品たちに、自分事ながら驚いてしまって、一晩明けた今日この文章

        • わたしの小さな世界旅行

          今のわたしを形づくるのに 大きな影響を与え続けてくれるラジオ 『アフター6ジャンクション』(1)が 昨夜をもって終了してしまった。 来週からは時間帯をお引越しし、 『アフター6ジャンクション2』として 続くので実質終わらないのだけれど それでもまあ一抹の寂しさのようなものはある。 近年の大好きなコーナーの一つとして ゲストをお招きし、読書に関するあれやこれやを わりと結構遠慮なく尋ねていく 『ブック・ライフ・トーク』というものがある。 続編は『アトロク・ブック・クラブ』

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        • 映画エッセイ文
          9本
        • 読書エッセイ文
          8本

        記事

          そのとき、はやくババアになりたいと思った

          今年も早いものでもう9月。 そんな実感がまるで湧かないのは 「9月」という言葉が携える秋の装いに 近頃の気温が伴っていないからか、 あるいはシンプルに 歳を重ねて時間の経過が早く感じられるように なったというだけの話なのか。 本日時点までで、今年は121本の映画を観ている。 映画館での新作と、配信での過去作ぜんぶ合わせて。 中でも最近配信で観た2作が 「配信で観てよかった」と思ったので共有したい。 1作目『バビロン』 『ラ・ラ・ランド』 のデイミアン・チャゼル最新作で

          そのとき、はやくババアになりたいと思った

          郷に入って、見えたこと。その1

          預かり保育に娘を迎えに行き 帰宅すると同時に、 幼稚園リュックの中に入っている ランドセルのパンフレットを雑がみ用の 紙袋に投げ込む頻度が上がった。 我が家はもうランドセルを決定済みなので 無邪気にカラフルなパンフレットにより 6歳児のいっときの感情が左右されては困る。 20年前のわたしの時代から 遥かに選択肢が増えたランドセル選びに 心が躍ったのは去年の4月まで。 合同展示会への参戦を終えた昨年6月には すっかり疲弊し、 6年間のうちに飽きがくるのはもう仕方ない せめ

          郷に入って、見えたこと。その1

          “自律・前進”

          高校の校訓が“自律・和敬”だった。 卒業して9年が経った今さらながら、なかなかに いい校訓だったなと思う、似合ってるし。 ということを、5ヶ月前くらいに考えた。 5ヶ月前。 それは、2023年が幕を開けたころのお話。 記事タイトルにした“自律・前進”は わたしの2023年の抱負。 ずーっと思ってはいたのだけど、 気づいたら丸4ヶ月経っていた… 我ながら、さすがに気づかなさすぎる。 この抱負は別に高校の校訓から とったわけではなく、という話を残すことで 今年の残り8ヶ月を

          “自律・前進”

          わたしも卒業しない

          「愛してやまない小説の映画化に 期待してはならない」というのは 常軌を逸して愛する小説をもつ者にとって 世の常と言っても過言ではない。 期待してはならないどころか 観ないほうがいい場合すらある と個人的には実体験を元に考えている。 そう言いつつ、公開されたら見てしまうのも これまた常軌を逸して愛するものの性。 そんなわたし史における常識が 今日、覆された。 映画『少女は卒業しない』あらすじのない映画感想文『少女は卒業しない』への愛 朝井リョウさんの小説が好きだ。 ときに

          わたしも卒業しない

          必要のない会話を楽しめる、必要不可欠な人たちへ

          2022年が終わろうとしている。 大学を卒業して、新卒ではないけれど 最初に就職して3年半務めた会社を退職し、 転職活動もゆるゆるとしたけれど とりあえず今のところ 個人事業主として生き延びて6ヶ月。 今年の一番大きな出来事といえば たぶんこれなのだけど、 「ストレス」と「安定」を同時に手放した 「不安定」という土台の上に立つ 限りなく「ストレスフリー」な生活。 以上の言葉がないので、つまらない。 だから、適当に最近もっとも考えること を書いて、今年のまとめにしようと思

          必要のない会話を楽しめる、必要不可欠な人たちへ

          わたしと、『母性』と、わたしの母性。

          湊かなえさんの『母性』を初めて読んだのは 2年前の12月。わたしは25歳で、娘は3歳。 離婚を機に二人での生活を初めて 1年ちょっとが経った頃だった。 2020年12月当時、娘が保育園に行っている時間 =わたしの勤務時間、で 仕事のために保育園を利用しているのだから 至極当たり前のことなのだけれど、 その当たり前は、同時に わたしには「仕事」「家事」「育児」の どれかに属する時間しか存在しない ということでもあった。 それでも、性格の合わない大人と暮らし、 合わないものを

          わたしと、『母性』と、わたしの母性。

          感情の記録

          愛してやまない柚木麻子さんの ツイッターが、またしても終了した。 好きな作家さんは数多くいるものの、 ツイッタラーとして尊敬している 数少ない大人の一人である。 そうして悲しみに打ちひしがれている わたしを見兼ねた友人が 「柚木麻子さん、この間 アシタノカレッジで武田砂鉄さんと 対談をしていておもしろかったよ」 という情報を寄せてくれた。 TBSラジオリスナーとして 名前はよく耳にするアシタノカレッジ。 彼に進められて聞いた 柚木麻子さんのゲスト回は たしかにめちゃくち

          感情の記録

          「自信」とはなにか、またの名を『わたしは最悪。』感想文part2

          11月1日。 ギンレイホールで3回目の 『わたしは最悪。』を観てきた。 仙台での上映が終わるときにも もう一度ユリヤに会いたくて 迷わず2回目に足を運んだけれど、 スクリーンで再び観られるなんて。 しかも今月末で閉館することが決まっている ギンレイホールで。 推しのスケジュールが そのまま自身のスケジュールとなる 仙台住まいのわたしにとっては、 本当に最高のタイミングすぎました。 教えてくれたフォロワーさん 何度でも言うけど、ありがとう( ; _ ; )♡ そんなこんな

          「自信」とはなにか、またの名を『わたしは最悪。』感想文part2

          “嫌い”のその先の、“好き”。

          今日、インスタで とある作品が「好きではない」と発信をした。 わざわざ人に言うことではない。 そんなことはわかってる。 けれど、直近で映画化されたその作品の 原作の作家さんを愛して止まないことを 日頃から誰にも聞かれていないのに 豪語している甲斐(?)あって、 「もう観ましたか?」 「観に行かないんですか?」 と複数件のコメントやdmをもらっていた。 そのこと自体は嬉しくて涙が出そう🥲 という次第で、これはごまかすのではなく わたしの意志による選択なのだと 説明した方が

          “嫌い”のその先の、“好き”。

          開業して、退職して、27になった。

          6月の頭って まだこんなニット着てたんだね。びっくり あ、ヘッダーの話です。笑 noteって映画なり小説なり推しなり 良質なものを摂取したときには 「っしゃ書くぞ🥺💪🏻」と思うんだけども、 それ以外のときは ツイッターやらストーリーに小出しに しがちで、すーぐ忘れてしまう(´・ ・`)💭 なんせツイ廃なもので、、、 そんなことをしているうちに 開業して、退職して、27歳になってた という話をしようと思います。 まず3月に開業。(いつの話) 6月に退職することが決まってい

          開業して、退職して、27になった。

          「何者かになりたい」もの

          「何者かになりたい○○」 という映画や小説。最近すごくよく見る。 正確には、映画や小説のレビューでよく見る。 2日前に観てきた、 映画『わたしは最悪。』もまた、そう。 ▶ 作品情報 ▶ 感想 ユリヤに『わたしかもしれなかった人生』を 見た気がした、そんな121分だった。 わたしはもともと、中学・高校のときから バリバリのキャリア志向、とは違うけど 「あの仕事もやってみたい」 「この仕事も楽しそう」っていうニュアンスで 自他ともに認める一生働いてたいタイプだった。

          「何者かになりたい」もの

          『カモン カモン』5回観た

          映画『カモン カモン』。 5月10日に TOHOシネマズ仙台 で1回目を。 5月下旬から6月中旬 フォーラム仙台 に通い そして今日、最後の5回目を観てきました。 娘の幼稚園の時間しか自由じゃないこともあって 普段は同じ映画に複数回の時間を費やす ということは、ほぼほぼしないのだけれど どうして5回も観に行くことになったのか。 それは1回目に受けた複雑な衝撃 の影響が大きかったような気が。 1回目、愛おしいと思いつつも深く傷ついた。 2回目、幸せだった。 3回目、アメリ

          『カモン カモン』5回観た