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【写経をする会】2024/05/26


主催:遊観
として写経を行いました。


※一部ChatGPTを用いて記述

写経とは

写経(しゃきょう)とは、仏教の経典を手書きで写すことを指します。

写経の歴史

写経の起源はインドにありますが、日本には奈良時代(710-794年)に仏教が伝来した際に広まりました。当時、経典は紙や印刷技術が発達しておらず、手書きで写すしかなかったため、写経は非常に重要な役割を果たしていました。平安時代(794-1185年)には、貴族や皇族の間で写経が盛んに行われ、鎌倉時代(1185-1333年)になると武士階級にも広まりました。

写経の目的

写経にはさまざまな目的があります。宗教的な視点から見ると、写経は経典の教えを体得し、仏の加護を受けるための修行とされています。また、写経を通じて精神を集中させ、心を落ち着かせる効果も期待されます。さらに、病気平癒や家内安全、願望成就などの祈願として行われることもあります。

写経の方法

写経を行うには、以下のような基本的な手順があります。

  1. 準備:静かな場所を選び、心を落ち着ける。写経用の紙(経巻)と筆、墨を用意する。

  2. 姿勢:正しい姿勢で座り、心を整える。呼吸を整え、静かな気持ちで始める。

  3. 書写:経典の文字を一字一字丁寧に書写する。焦らず、ゆっくりとしたペースで行うことが重要。

  4. 結願:写経を終えたら、仏前に捧げる。自分の願いを心に留めながら祈りを捧げる。

現代の写経

現代においても写経は多くの人々に親しまれています。伝統的な寺院だけでなく、自宅でも手軽に写経ができるように写経セットが販売されています。
写経は単なる文字の書写にとどまらず、心の修行や祈願の手段として深い意味を持ちます。現代社会においても、ストレス解消や自己啓発の一環として写経を取り入れる人々が増えています。写経を通じて、静かな時間を持ち、自分と向き合うことができるのです。

やってみて


イベント当日は1日中晴れの予報でしたが、午後から雲行きが怪しくなり、あいにくの雨になりました。

が、僕は遊観にいるときの雨は嫌いではありません。

雨が地面に落ちる音が空間中に響くからです。

車通りも少なく、静かな牟岐町。
そんな牟岐町の中でも奥まったところに位置する遊観は、より一層その静かさを体感できます。

そんな雨の音を聞きながらの写経でした。

町の方が2名来られて、写経を体験されました。

筆で文字を書くことも少なくなる昨今。
そもそも文字を書くこともかなり減ったのではないでしょうか。

小学生でさえ、スマホやタブレット、PCで文字を打ち込めます。
デジタルデバイスは、早くて正確で統一的な文字や文章が書けるのが魅力ですが、文字を書くことそのもの、その行為にも魅力があります。

姿勢を正す。一文字一文字に意味を込める。ゆっくりとその文字の意味を考えながら書ける。

今、写経をすることで書くことの愛おしさを感じられる気がしました。

次回は『turn farmの本棚に色を塗ろう』


現在、牟岐町には本屋さんがありません。
僕個人的には、本屋さんがある町は魅力的に写ります。
本屋さんがあれば、気軽に先人たちの文字に触れることができます。
その機会の大小でその町の文化度・子どもの情緒・教養は変わると思います。

だからこそ、牟岐町に本があればもっと豊かに面白くなるのではと考えます。
なので、僕たち(牟岐町立図書館/turn farm/遊観)で「本」をキーワードに、本に触れられる機会を育むネットワークを構築しようと考えました。
今回はそのイベント第1弾。

turn farmとは直訳すると「帰る・農場」です。
牟岐の田舎という特性をより強調し、「家に帰ってくる」
そこには畑や山や川、「自然と遊び」があります。

これかはそこに私設図書館を開設予定で、木で組み立てられた本棚が複数個あります。
それにみんなで色を塗り、またturn farmに帰ってきてくれれば、と思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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