9ヶ月と14日



わたしが気絶にいた期間
人それぞれだろうけど、わたしにはとっても長くて濃い時間でした それだけの重みと愛があの場所にはありました

あの空間がすき、メイド服が好き ほぼそれだけで入りました。メイドさんになるときに志望理由みたいな作文をいろいろ書いたんだけれども結局一番はそれだった。なんでそんなにあの場所にこだわりがあったのか、それは同じもの好きの皆さんなら伝わると思うんですけれども
なんでメイドさんになったの?人見知りで話すの苦手なのに?可愛くもなければおもしろくもないのに 向いてないんじゃないの?

そういうんじゃないんですよね本当は

お客さんにはもしかしたらいたかもしれない こやつが席に来るとつまらんなぁとか、早くあっちの可愛い子来ないかなぁとか わたしがいるからその日気絶に行くのをやめた選択をした人もいるかもしれない そういうことはやっぱり考えてしまうものでした。あるお客さんがずっと数えててくれたんだけれどもわたしは計24回(99年入れたら25回なんだけど)、出勤してたそうです。たったの、なのかな 25回出勤していても毎回考えてました。うまく話せるかな、相手に嫌な思いさせてしまわないかな 少しでも楽しい気持ちで帰ってもらえますように、と



不思議なもんで、最後の2回の出勤はいままでのようなネガティブな気持ちが本当になくて。そのちょっと前に人生で3度目くらいのビッグ体調悪い祭りが開催されていて出勤2回も休んでしまったんですけど(実は本職も)。休んだ分アドレナリンが出てずっとわたしばかりが楽しかった気がしてます。いつも粗相しないようにだとか自分の中で勝手に形式張ってたりマニュアル意識してたのもあったんだろうな 本当に楽しかったです。いつも結局総じて楽しいんだけど、いい意味で、心配事がずっとなにもなく楽しかった。わたしにとって大事なことだから3回言いました。

最後の最後の、しかもイベントで本当にやらかしてしまったんだけど・・予約してくださった方本当にごめんなさい いやでもわたしのためだけに予約してくれたんじゃないよな・・って考えもよくない、けど それにナースさんにも散々迷惑かけてしまったしなにより一番前で動いてくださった方々にご迷惑かけたのがでかいけど。そして1部の素敵空間にいれなかった悔しさがでかい。尊みたかった(真剣)

その日と前日、会えた方々には直接、たくさんお礼言えたからうれしかったです その前にと会いに来てくださった方にも。なんてやさしい人たちばかりなんだろう この世も捨てたもんじゃないです



わたしはほんの3年前くらいから、自分が一度死んでから 自分のやりたいことを片っ端からやるようにしていました そのうちのひとつがまた叶って、終わって 正直本当に寂しい。なんか今になって気づいたんですけど、メイドさんもお客さんも、自分が思ってたよりもわたしに対してあたたかいまなざしを向けていてくれたんだなって思いました なにもないわたしをちゃんと見ていてくれたんだなと 本当にうれしかったです。出会ってくれてありがとう

とはいえ普通に遊びにいくので個人的にはまぁまぁいいんですけど。メイドさんとしてお客さんと話せなくなっちゃうのが少し残念。お隣の席になったらぜひ一緒に乾杯してくれヨナ・・

わたしはこれからも、自分の中にある想いやことばたちをたいせつにしたいです
絵もたくさん描いて創作活動していくぞ~ えいえいお(^-^)
もし依頼があればDMしてくれよな・・







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