大人の文化祭

わたしは気絶というメイドカフェで少しの間働いていたのですが、その気絶が「大人の文化祭」と題して定期的に催しをしておりそちらに参加してまいりました

今回で3回目、お客さんの期待も高まる中での開催

わたしが気絶に所属したばかりのときに第1回目が開催されて、そのときは気絶フェスとはなんぞ、と思っていたままに終わってしまっていました　あとから出演者様の動画を見て、面白い企画だな～と思うなどしていました　気絶ってメイドカフェの枠に留まらずにいろんな企画をいつもやっていて、おもしれー店だな、と思ったのを覚えています

出てみたいなーとは思っていたのですがいかんせん人見知りすぎてメイドさんと絡めずじまいで誰も誘えなくて(笑)　気づいたら2回目の開催も終えていました　当日も結局見に行けなくて、動画で見るかな・・となんとなく思っていたときに、酔った什ちゃんからお誘いを受けました

什ちゃんが乃木坂すきなのは知っていて、話したいなー！っていつも思っていたので純粋にうれしかったし、昔からこころで燻っていた「歌って踊るをしたい」が叶うんだ！とそのときはふたつ返事で了承して、そこからいつのまにか何もせず3ヶ月くらい経っていた

全然やる実感もないまま話し合いを初めて、曲も決めて、むぎちゃんにも参加してもらう話をして。あっという間にフェスまで残り2ヶ月、1ヶ月・・と迫ってしまいました

練習してたときはまぁ踊れない歌えない(笑)
10年以上前ダンスを習っていたんですがあのときの身体能力は何処へ・・？と思ってしまうほどリズム感がなく覚えも悪くて。昔も振り入れは得意な方ではなかったけれど、踊るのは大好きでよく手元でアイドルの曲はみてすぐ真似できたりしてたのですが、やっぱり全身使って踊ったりプラス歌うとなると訳が違うんですよ　アイドルってすげ～～～って改めて感心してしまったわけです

什ちゃんとむぎちゃんには随分助けてもらって。人前で踊るなんて習い事の発表会以来だから久しぶりでましてや歌ったことなんて配信くらいでしかない　大丈夫なのか～？と思いながら本番を迎え。

案の定動画で見たら自分やべぇな、と思って見るに耐えなかったです　共感性羞恥かこれは！という(笑)
あのときのわたしはわたしなりにもちろん一生懸命やっていたのですが、あとから見返すと悔しい気持ちが沸々と沸いてきてしまいました　しまいにはリベンジしたい！なんて思うようになったり・・
人前に立つといつも足や手が震えて倒れてしまいそうだったわたし、冷や汗なのか踊って動いた汗なのか、わけがわからない水が身体からドバドバ出てしまっていて　でもそれでもいつもの見慣れた顔が、やさしい笑顔がわたしたちに向けられていて、あたたかい光が灯っていて　本当に、ここに立たないとわからない景色を見れた気がしました。途中からは純粋に楽しめて笑顔にもなれました　間違えないように必死でレスなんて全然できなかったけれど！ごめんよ・・！

それだけでもわたしは本当にいい経験をさせてもらったんだなと思いました。いつもアイドルを、形は違えどずっと見ていたから尚更。見てくれる人がいるのってすごく嬉しいことなんだな
そして気絶、やっぱりおもしれーな！になりました。たくさんのステージを見て、みんなの頑張りや想いを見て感じました。

最後のフィナーレのテーマソングを歌うとき、メイドさんが次々にステージに上がっていく中わたしは部外者だしな、と端っこに行こうとしたら
「凪もおいでよ！」って舎長が声をかけてくれて。
それでもステージの一番端っこにいたときもやさしく声をかけてくれた気絶メイドさんがいて。本当に、はじまりから終わりまでずっとみんながあたたかくて。あぁやっぱり、わたしはここがすきだと思いました。

わたしがメイドであってもメイドじゃなくても、わたしはわたしです　わたしはメイドさんになりたいんじゃなくて、気絶の一部になりたかったんです、ずっと。それは気絶に入ったときから変わりなくて。実は最近、人に会う機会を作りたくて別のところでメイドさんの募集を見ていたんですが、それをもうその日からやめました。気絶のメイドさんはたぶんもう難しいかもしれないけど、違う角度から、気絶の空間の一部に参加できたらと思います。これからも、きっと、だいすきなので
もしまたばったりお会い出来る機会があればよろしくお願いしますね。

そして改めて、気絶フェスに参加させてくださって、見てくださって、お話して感想を伝えてくださった皆様、頑張ってと言ってくれた皆様、本当にありがとうございました　その他の演者の皆様もおつかれさまでした。すっごく素敵でした、みんな。

またどこかで！