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【番外編】独断偏見音楽談義・2021年に刺さった曲を紹介するよ!!

今年も残すところあと数時間で終わりですね……早いな……
というわけで、今回はどうしても今年の内に書いておきたかった「今年個人的に刺さった曲紹介」をやろうと思います。
独断偏見シリーズで紹介していないものから紹介してみようと思います~!

1.化孵化 feat.可不 (KAFU) / sasakure.‌UK

イントロのピアノの重低音が好きすぎて選んだ一曲です。恥ずかしながらsasakureさんの曲でちゃんと聞いたことのあるのって「レプリカ」と「深海のリトルクライ」くらいなのですが、『化孵化』はとにかくピアノ含め音が好きで……
「レプリカ」の物語の続編の描かれたダークな世界観も併せて楽しめるので、本当に満足感のある一曲だと思います。

2.あだぽしゃ / いよわ

今年の12月はずっとこれを聴いていたと言っても過言ではない曲。選出理由ですか?ピアノの音です(またか)。MVの女の子がツインテールをほどいてコートも脱いでくるくる回るシーンがあるのですが、クライマックスだ!と言わんばかりに盛り上がるピアノのメロディーが好きなんですよね……音に中毒性がある……
これを聴いてもっとしっかりいよわさんの曲に向き合いたいなと思いました。ところで本日12月31日はいよわさん、はるまきごはんさんと一緒に冬コミ参加してますね。行けばよかったな……(自宅のパソコンでこれを書きながら)

3.又三郎 / ヨルシカ

ヨルシカの楽曲が持つ、力強さと儚さが両立したサウンドとsuisさんの感情を絞るような歌い方が好きなのですが、『又三郎』はまさにその系統だ!!!と聴いた瞬間喜んじゃいました。他だと『藍二乗』や『だから僕は音楽を辞めた』が好きで……
『又三郎』は歌詞からもわかるように、宮沢賢治の『風の又三郎』を意識した内容になっています。文学を音楽に変換・昇華させるヨルシカの高い芸術性も感じられる一曲ではないでしょうか。

4.King & Prince / I promise

一気に紹介する曲の雰囲気を変えてみましたがいかがでしょうか?(?)
冬になると聴きたくなるこの曲、昨年の某コンビニのクリスマスCMに使われていたんです。サビを聴いたら「あ~これか!」となる人も多いんじゃないでしょうか。去年リリースされた曲なのに今年に入ってから繰り返し聴いています。なぜ。
曲は王道な冬の遠距離ラブソングなのですが、歌詞の切なさが温かい曲調につつまれており、冬の夜に灯る街の光を連想させます。この歌詞に登場する二人に幸あれ……!と願うばかりです。

5.大正浪漫 / YOASOBI

Twitterのフォロワーさんにおすすめしてもらって聴いたのですが、好きな曲展開すぎて走り出したくなりました……史実に基づいた物語、時代を超えたラブロマンス、一度は引き裂かれてしまうけれど届いた手紙。尊い要素詰まりすぎててどうしてくれるんだ……という感じです。
Ayaseさんの作られる曲のラスサビに向かって華やかに展開する音が聴いていて気持ちいいな~とどの曲でも思っているのですが、『大正浪漫』もその一つではないでしょうか。

6.火炎 / 女王蜂

女王蜂は今年の初め頃?に知って、そこからずっと『夜天』を聴いていたのですが、ある時からこの『火炎』も刺さるようになってしまい……
「身体は気づいている 僕らはいつか消える ゆるやかに若さを溶かして Why so serious?」という歌詞、なんでこんなにも前向きに死を受け入れられるんだろうと思ったのと同時に、死という現象への恐怖を良い意味で少しだけ薄らげてくれたような気がしています。
『夜天』や他の女王蜂の曲を聴いていても思うのですが、彼らの曲は生と死への肯定を同時に行う力があってすごいなと。何かを否定することによって何かを肯定するのではなく、どちらも受け入れることで肯定する。本当にかっこいいと思います……

さいごに

今年は宝物にしたい音楽がたくさんできたなあ、という一年でした。流行病の影響で、ライブに行って音楽を聴く……ということは今年もできなかったのですが、そのぶん家で好きな音楽を探すことができたと思っています。
来年も素敵な音に出会えることを願って止みません。

それでは皆様、良いお年を!




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