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考えるコト【ファッションと表現編】

なぜ私はファッションが好きだったのか。


この間、ふと思い出したのです。
私はファッションの何が好きで、何にはまって、何をしようとしていたのかを。


洋服の専門学校を卒業して、販売員として就職して、辞めて、別のことをしてみて、辞めて。


結局、私は何がしたいんだろうととても悩んでいました。
好きで入ったはずだったのに、何に対して違和感を覚えるようになったのだろう。


悩めば悩むほど解決しなくてどんどん深みにはまっていくような感覚でした。



そこで、仕事とか将来とか、稼ぎとか家族とか、
何もかも一旦クリアにして好きだったことをやってみよう、そう思ったんです。

そこで学生時代に作ったものを見返したり、


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何を想って作って、何を伝えたくて作ったのか、その時はどういう思いだったのか。


ファッションは消費していくもの。
この感覚にとても違和感を覚えていたのです。


巡り巡って価値が付加され続けていくべきものだと考えるようになりました。

まさに形見なんてそう。
記憶や思い出とともに、自分自身と暮らし生きていくためのものであってほしい。


気分を上げるために身に纏うもの、特別な誰かに会うために纏うもの、心を休ませたい時に纏うもの。

ファッションは心を表現しているのだと改めて実感したのです。


何かに動かされて、身に纏って手放したくないという衝動になって、見るたびに幸せになり、着るたびに高まり、月日が経つことにあらゆる場面を共に過ごして、願掛けだったり、、必須のアイテムにだってなり得るから。


流れの速すぎる業界だからこそ、環境問題含め見直していきたい。かっこいいって本能的なものに訴えたい。


そして自分はやはりファッションが好き、だからこそこの想いが繋がるように動いていきたいと思います。


試行錯誤しながらでいい、自分が責任を持って価値のあるものを世に生み出していこう、そう思います。

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