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「六問室」短編小説

プロローグ

六問室――それは6つの問題を一度も間違えずに解かなければ、一生出られなくなる部屋だ。この部屋が存在する街は、長らく呪われていた。

だが、呪いは次第に薄れていった。その噂はかつてこの街を蝕んでいたが、年月が途方もなく過ぎ去り、人々の記憶からも消えかけていた。

では、今、その部屋はどうなっているのだろうか。現在も残っているのだろうか?ああ、そうとも。今なお、その呪いは生き続けている。しかも、長い間身を潜め、膨大な力を蓄えていたのだ。

その部屋があるのは、現在は学校となっている。4階の教室だ。今は普通の授業室として使われていた。


あとがき

この小説は無念の小説である。元々、学校のイベントで頼まれて執筆したのだが、急に予定が変わり、必要がなくなったらしい。

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