クローン病と診断されるまでの道のり
はじめまして。余白です。
北欧のとある国に住んでいます。
2024年8月にクローン病と診断されました。
このブログの目的
クローン病の記録📖
IBD・クローン病と診断された方々との交流・情報交換🗣️
日本と北欧のクローン病へのアプローチを発信・学習✏️
クローン病の診断までの話
2021年:最初の症状?
便に血が混ざるようになりました。当時、Omega-3のサプリメントを摂っていたため、血がサラサラになり腸の粘膜が壊れやすくなったのではと考えていました。
また、2019年頃から大学に通いながら3交代制の仕事をしており、睡眠サイクルが乱れていました。ちゃんと寝ていないせいで片頭痛にも悩まされていました。時折血便が出ることもありましたが、痛みがなかったため特に気にしていませんでした。
片頭痛が悪化したため病院を受診した際、血便についても相談したところ、当時飲んでいたサプリメントが原因かもしれないと言われました。サプリメントをやめると血便が止まったため、当時はそれで納得していました。また、処方された座薬で症状が少し改善しました。今思えば、これが最初のクローン病のサインだったのかもしれません。
2022年末〜2023年:嘔吐の増加
突発的な嘔吐が増えました。飲酒後や油っぽい食事の後、あるいは就寝中に突然強い吐き気に襲われ、食べたものをすべて吐いてしまうことが1年間で5回もありました。今までノロウイルスの時以外に嘔吐したことがなかったので、「年齢のせい?」と思っていました。25歳を過ぎるとこういうことが起こるのかと。また、この頃からアルコールが飲めなくなってきました。(アルコール大好きなのに)
2023年半ば:肛門周辺の痛みと血便🩸
肛門の痛み・不快感が出始め、排便後にトイレットペーパーに血が付くようになりました。切れ痔かと思い病院へ行くと、「切れ痔かな」と言われました。ただ、乳糖不耐症やセリアック病、カンピロバクター、サルモネラなどの検査を受け、その結果、乳糖不耐症だと判明しました。肛門に塗るクリームを処方されましたが、効果はありませんでした。
2024年年明け:日本帰国中の症状
帰国中もマイルドな血便が続いていました。ドラッグストアで痔の飲み薬を購入しましたが、効果はなし。食欲は旺盛で、毎日たくさん食べていました。アルコールは、以前のように飲めなくなっていました。
2024年4月:そろそろやばい?
ポルトガル旅行から帰国後、人生最大の体重になっていました。「これはさすがにまずい」と思い、長らく休んでいたランニングを再開。もともと長距離走は苦手でしたが、10キロ走れたときは歓喜しました。
しかし、微熱が頻繁に出るようになり、風邪もひきやすくなりました。この症状は2023年頃から増えており、ランニングのトレーニング計画も思うように進められませんでした。
さらに、血便の量と頻度が増加。スマホで血便の写真を記録するようになりましたが、友達に写真を見せる際、誤ってうんこの写真を見せないかヒヤヒヤしていました。
そろそろ病院に行くべきかと思い、重い腰をあげてようやく受診。若いドクターでしたが、真剣に話を聞いてくれ、CRPなどの血液検査を実施。炎症反応が見られたため、大学病院への紹介状を書いてもらいました。
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査の招待状が家に届きました。(大腸内視鏡検査については、語りたいことがたくさんあるので別記事で書きます)検査の結果、クローン病と診断されました。ちなみに、結果が出るまで2か月かかりました。ちょうどサマーホリデー期間だったため、どこの医療機関もやる気がなく、検査結果が出るまで時間がかかりました。こちとら、癌かと思っていたので、毎日ハラハラしていました。北欧の医療制度についても、後日詳しく書きますね。
最後に
私の場合、最初の血便からクローン病と診断されるまで約3年かかりました。幼少期から胃腸が弱かったので、もしかするともっと小さい頃からクローン病だったのかもしれません。
ご自愛を🕊️