浪人時代
21歳の大学2年生。
私は1年間の宅浪生活を経て今の大学に入学した。
2022年3月8日。
掲示板に自分の番号がなかったあの日、併願校を受けていなかった私は浪人が確定した。
学年の過半数が浪人する高校に通っていたことから特になんの迷いもなく浪人の道を選んだ。というか選ばざるを得なかった。
当時精神的に(?)不安定だった私は宅浪することにした。このときの不安定エピソードは後日気が乗れば書こうと思います。
浪人時両親と本気で揉めたことといえば宅浪か予備校通いかってことぐらい、振り返れば順風満帆な浪人生活でした。
結論から、
浪人の一年で成績は伸びました。
でも、春の第一志望の受験は断念することになった。
不合格当日、私は現役時の受験校から2ランク上の志望校を掲げた。
春の模試ではA判定を獲得、幸先の良いというか浪人として最低限のスタートと言えば良いのか、悪くはないスタートだった。
夏の冠模試でE判定。英数の実力差は広がり理科で稼いでいるだけ、でも稼ぎ切れてすらいないザ浪人生の模試結果だった。
頑張るのが苦手な私はここで志望校下げを決意した。ワンランク下ならこのままグライダーに乗っていれば受かるだろう。
秋の冠模試は下げた志望校しか受けなかった。
返却されたA判定の模試を見たとき少し後悔した。もう少し頑張るべきだったか、、
後悔はあるけれど失敗ではない。
最高ではないけれど最善である。
自分が春に掲げた志望校に合格し、楽しそうに大学生活を送る友人を見ると、少し心が痛むしもっと頑張っておけばよかったなと思う。所謂学歴コンプだし、大学院ロンダしようと思っているけれど、でも今の大学に満足しているしこの道でなければ出会えなかった人がいる。
キラキラした大学生活っていうよりは泥臭い大学生活。今を必死に生きる生活。
私に合っていると思う。
最後に浪人して学んだこと
私は追い込まれても頑張れない人間であるってこと。あとのない、たった一年でも頑張ることが出来なかった、これも才能だと思う。
頑張れないことは悪いことじゃないんだ。
頑張れないなら頑張れないなりに、今を生きればいい。
頑張れないって分かっているから頑張らない道を選べる。
少しに頑張りで自分を肯定できる。
2年前の私へ
頑張れないポジティブ人間らしく、毎日必死に楽しく大学生活送ってるよ。
失敗なんかない、私の選んだ道、選ばなければならなかった道、全部正解。