モノクロノナニカ
夕方6時の日本は
黒を基調としたモノクロの世界だ
それを絶望と捉えるか、希望と捉えるか
全ては考え方次第でどうにでもなるのかもしれない
長距離走には適当な斜め下の俯き加減も
モノクロの世界ではそれだけで様々なことを想像させる
そして装備される電子機器の数々
彼らが最後に空を見上げたのはいつなのだろう
黒に翻弄される毎日を
変えたいと思う人はいるのだろうか
洗練、と言った言葉が似合う黒が少々味気なく見えてしまう
代わり映えの無い風景
これは、時には人に安らぎを与える
また時には、つまらない風景にも見える
永遠に変わらないで欲しい何かがあれば
常に変化して欲しい何かもある
私にとって、そのモノクロの世界は変化して欲しい何かなのかもしれない
と直感的に思った