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#1 じいちゃん

母方のじいちゃんが亡くなった。
年始、第三四半期の締めが始まるところだった。


一言で言えば根っこからの商売人。
アイデアと商流の確立で会社を大きくし、地方では随一の会社にまで育て上げた。


会社はとんと前に潰れてしまった。社名はもうネット上にも出てこない。


が、何だというのだ。

じいちゃんの歴史を無くしてよいものか。幼い時からあの会社で働くじいちゃんを、父を、社員を僕は見てきたのだ。

格好いい大人を見たのは、あの会社が初めてだったのだ。

誰かが思い出さねば。誰かが作り直さねば。
これは親族としての意地である。

じいちゃんの仕事
じいちゃんは、福岡市中央区で花卸の仕事をしていた。
主に客先は葬儀場。朝早くに仕入れに出て、花を葬儀場に納品する為に加工。
会社は二階建てで、一階はその加工用の工房があった。
まぁ、当時乗っていた車や食べていたものからして、羽ぶりはかなり良かったのではないかと思っている。かくいう僕も、その恩恵を受けている。(父と母が働いていたため)
新規事業の展開に失敗し、会社が傾くまでは、その地域では有数の企業だった。学校でも鼻が高かった。しがみついていると言われれば、そうなのかもしれん。

じいちゃんの遺志を継ぐのに足りないこと
今現在の足元を申せば、僕はただのサラリーマンである。
貯金も計画的にしてきていないし、積んできたキャリアも経営に関する部分は僅かである。
足りてない部分は大きく3つだと思っている。
①資金
②見識
③度胸
特に③については、全てを投げ打つ覚悟があるか。妻を、妻方の家族を、僕に説得できるか。重要なきっかけでもあるが、自分の性格からしてボトルネックでもある気がしている。

新たな一歩を踏み出す
ただし、上記の3つを最初から携えていた経営者など、果たして存在していたのだろうか。
①は調達方法はたくさんあるし、②については、後発的に身についてくるものもあるだろう。
何もない僕が周りを説得させる為には、まず③の一歩を踏み出す度胸が何より大事じゃないか!もちろん、ある程度約束された勝算も説得の材料には欠かせない。これは経営企画の仕事をしていた時に、いくつかフレームワークを学んでおり、これを活用できそうだ。

果実が成るのを待ったら日が暮れる気がする。いつか死ぬっちゃけん。まずは一歩だろ!このブログだってそったい!

とまぁ、サラリーマンしかやったことのない男が、起業に挑戦するブログです。
文章拙いですが勘弁してください。
やるぞ!じいちゃん!ふがいなくてごめんね!でも頑張るけん!見ててほしい!!!

最後に。iphoneアプリ内でnote使いづらッ!既に辞めたい。

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