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貧乏旅の原点|ナインアワーズ仙台

私は今まで、一般的なビジネスホテルはもちろん、高級ホテル、温泉付き旅館、一戸建て貸切宿、カプセルホテル、ゲストハウス、ペンション、ラブホテル、キャンプ、健康ランドの仮眠室、道の駅での車中泊、カラオケボックス、夜行バス、機内泊、友人の家、フィリピンに住んでいる従姉妹の家などなど、10代から本当にたくさんの宿泊体験をしてきました。

20代独身女にしては、なかなか振り幅の多い宿泊体験だったと思ってます。でもそれが、今の私の旅人生につながっているのです。

いろいろ体験してきたなかでとびっきり好きな宿泊施設はカプセルホテルとゲストハウスです。安い宿の中で、このふたつが大好きです。次に好きなのが、道の駅での車中泊です。笑

いわゆる貧乏旅が好きなんですよね。

そこで今回は、貧乏旅の原点となったナインアワーズ仙台について紹介したいと思います。



ナインアワーズ仙台について

ナインアワーズとは、国内に12店舗あるカプセルホテル。以下のコンセプトで運営されています。

古い一日から、新しい一日へのリセット。
そこには、3つの基本行動が存在します。
汗を洗い流す。眠る。身支度をする。
私たちは、この3つの行為を時間に置き換え、
1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)
としました。

この最もシンプルな宿泊の概念を基に、
「9h」は都市生活にジャストフィットする宿泊の機能と、
世界に類を見ない新しい滞在価値を提供します。

ナインアワーズ公式サイトから引用


公式サイトから引用


まるで宇宙空間を感じるボディ。ナインアワーズの象徴とも言えるこのスリーピングポッドのデザインを手掛けたのは、プロダクトデザイナーの柴田文江氏。プロダクトデザインに加え、全体のクリエイティブディレクションを務めている。

ナインアワーズのサイン・グラフィックデザインは、グラフィックデザイナーの廣村正彰氏が担当。私も大好きなデザイナーのひとりです。


カプセルホテルとの出会い

実をいうと、廣村正彰氏の作品を見てナインアワーズを知りました。

これが本当にカプセルホテル?サインがオシャレすぎないか?

泊まってみたい!

そう思った私は、たまたま東北にひとり旅をする機会があり、せっかくなら仙台に行ってナインアワーズに泊まりたい!それがカプセルホテルとの出会いでした。


私にとって、ドミドリー空間は『ワクワク』だった

早速泊まってみると、なんだか夢の中にいるような気分になったのです。憧れのデザイナーが手掛けたホテル。しかも、安い。コロナ前だったので、泊まっている人も多い。なんて素敵な空間なんだろう。

気になっていたドミドリー(相部屋)空間は、私にとっては逆にワクワクしました。

スリーピングポッドがたくさんある。その中で、知らない人たちと一緒に寝る。みんな今日は何をしてここに泊まりにきたのかな。牛タン食べた?私は次の日に食べる予定だよ。今日は私ライブだったんです。

なーんて心の中で誰かとおしゃべりしながら眠りにつくあの時間は、カプセルホテルならではの贅沢だなと感じたのです。

シャワーや化粧室が共同で使われるカプセルホテルで私は、心の中で宿泊者の方々とおしゃべりをしました。ドライヤーをかけながら、歯磨きをしながら、考えてしまうのです。隣で必死に化粧を落としているこの女性、アイドルのライブ終わりだったりして。楽しかったかな、今日はぐっすり眠れるといいな。なんて。

この空間に、私はどっぷりハマってしまいました。

本当に、ここが貧乏旅の原点です。

ナインアワーズ、国内にいくつか店舗があるので、他の場所も泊まったことがあるのですが、仙台は私にとって特別な場所です。

ナインアワーズ仙台はラウンジやデスクがないので出張先には向いていないかもしれませんが、また泊まりに行きたいと思ってます。ナインアワーズ、おすすめです🧡

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