推し活の終わりはバッドエンド
推し活を終える日、推しのことを好きじゃなくなる日のことを最近よく考える。
しかし、わたしには未来が見えるわけではないのでいくら考えたところで答えは出ない。
ただ一つわかったことは、推し活の終わりはバッドエンドであることの方が多いのではないかということ。
そもそもハッピーエンドで終わる推し活とはなんだろうか。
推しと結ばれて推しとファンの関係ではなくなるか、もしくは身近に推しよりも好きな人ができてお付き合いや結婚をして推し活以外の幸せを見つけて自然とオタクを辞めるか、推し活以上に熱中できる趣味を見つけるかの3択しかわたしには思いつかない。
他にもあるのならぜひ教えて欲しい。
一方でバッドエンドで終わる推し活は容易に想像できる。
モチベがなくなったり、同担や運営とトラブルを抱えたり、活動の仕方に疑問を抱いたり、解散したり、脱退したり、サービスが終了したり、週刊誌に撮られたり、熱愛報道が出たり、結婚したり…
挙げ出したらキリがない。
それでも推しが好きだという人ももちろんいると思うが、きっとこういうことが引き金になって推しを好きでいるのをやめるオタクもたくさんいると思う。
わたしが今の推し活を終える要因としてあり得るのは
・モチベの低下、飽き
・同担とのトラブル
・活動の仕方や価値観、人間性に疑問を抱く
・彼女や繋がりがバレる
・推しの結婚
・推しが活動を終える
のどれかだろう。
バッドエンドがほとんどだとわかっていても、推しを好きでいることをやめられないし、推しが変わろうと推し活自体をやめることができない。
オタクは病気だというが本当にその通りだ。
でも今日も変わらず推しを好きでいれたことは、もしかしたら奇跡に近いのかもしれない。
わたしたちオタクをガッカリさせずに今日も推しが生きていてくれることは当たり前ではないのだから。
本音を言うと、推しもわたしたちオタクがそばにいることを当たり前だと思ってほしくない。
勝手に推して勝手に一喜一憂しているのはわたしたちオタク側だということは重々承知しているが、毎日推しに対してクソデカ感情を抱えているオタクたちは、些細なことで急に冷めてしまう。
本当にオタクは不思議な生き物で、前日まで好きだと言っていても次の日には何かのきっかけで「ああ、なんかもういいや」って推しから離れてしまうことも大いにあり得るのだ。
だからと言って我々オタクに何かしろと言うわけではないが、お互い当たり前の存在ではないということは頭に入れて推し活をしたい。
推しを推せる時間は限られている。
わたしの場合は、どんなに長くても推しが活動を終えるまでの間だけだ。
活動を終える前に繋がりバレや彼女バレ、結婚発表があったり、好きでいるのがしんどくなってしまった場合、その時間はもっと短くなる。
例えずっと好きでいることはできても、今のように毎日推しからの供給があったり好きを更新してくれたり新しい思い出を作ったりすることは出来なくなってしまう。
どう転がっても、この推し活はバッドエンドだ。