新型コロナ【ウイルスを血管に侵入させない】重症化予防
twitterにて面白いニュースが流れてきました。
さすが京大。レベルの高い研究とレベルの高い論文を出してきますね。(ん?京大と言えば? いや、なんでもない)
ちなみにScienceAdvanceに掲載された元論文はこちら、京大CiRA記事はこちら。
コロナ禍初期から「ウイルスを同時かつ大量に血流に乗せないように」と訴えてきましたが、その侵入メカニズムが解明される日が来るとは。(私自身内容をまったく理解できていませんが)
こういった研究を見ると、やはり「(毛細血管の多い)結膜からの感染」にも、十分気をつける必要性を感じますね。「結膜では受容体発現量が少なくても血管に侵入するんじゃん」ということで。(醸し出る素人臭)
私の駄記事を昔から読んでくださっている皆様は、SARS-CoV-2と受容体ACE2との結合阻害に「ヘスペリジン(特に糖転移ヘスペリジン)」がとても効果あるということ、そしてサイトカインストーム予防には「制御性T細胞(酪酸が誘導してくれる)」が重要ということ、これら2点は理解してくださっていると思いますが、「血管侵入メカニズム」が解明された今、「じゃ、何がバリアタンパク質(CLDN5)を守ってくれるの?」と考えるのは当然のことと思います。
ということで、論文検索してチェリーピッキングを試みましたが、情報が多すぎて断念しました。(また暇な時にでも)
とりあえずバリアタンパク質(CLDN5)を守ってくれそうな成分は色々ありそうです。
元論文のディスカッションで、呼吸器経由からの肺炎とは違った「血流からの肺炎」について少し書かれていました。以前より素人ながらに想像していた「ステルス肺炎」そのもの。
呼吸器経由でのウイルス肺炎は、まず咳やくしゃみが出たり、喉が痛かったりという「わかりやすい経緯」を経て肺炎に移行しますが、血流から肺胞にウイルスや凝固血液が到達する肺炎は前触れ少なく突然訪れます。「ハッピーハイポキシア(幸せな低酸素症)」も、呼吸器症状なくても起こりうるものですので、まさに「血流経由での肺炎」と言えるのでは。
口内炎や歯肉炎や胃潰瘍などの炎症にも気をつけたほうが良さそう。
2年越しですが、改めて言います。
結膜での大量曝露にはマジで気をつけましょう。
血液をキレイにしておくことは、きっと重症化予防に繋がると思われます。大量に侵入したウイルスがどこかで滞留してしまうと免疫攻撃が間に合わなくなりそうなので「散らしてしまえ」的な。ここでもヘスペリジンは有効ですね。受容体を塞いでくれるだけでなく、血液サラサラ効果もかなり高そう。
そして、酪酸産生菌がつくる酪酸による「制御性T細胞の誘導」も、重症化予防には重要と未だに思っています。
ほんとうの意味での「ただの風邪」になる日も近そうですね。
(ただの健康オタクの日記のような記事になってしまいましたw)
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